OANDAのMT5(MetaTrader 5)をインストールしたにもかかわらず、右下のネットワーク表示が「0/0kb」のまま進まず、サーバーに接続できないという現象は、初心者だけでなく中級者でも遭遇しやすいトラブルです。この記事では、MT5でネットワークが接続できない主な原因とその具体的な解決策を解説します。
原因1:サーバー設定が間違っている
もっとも多い原因のひとつが、サーバー名の選択ミスです。OANDAでは口座の種類によってサーバー名が異なるため、適切なサーバーを選ばないとネットワークに接続されません。
例:デモ口座で「OANDA-live」サーバーを選んでしまうと接続できない。正しくは「OANDA-demo」など。
対応策としては、MT5のログイン画面で正しいサーバー名を選択し直すことが第一です。ログイン情報を再確認し、公式メールに記載されている内容と照合してください。
原因2:ファイアウォールやウイルス対策ソフトの影響
セキュリティソフトやWindowsファイアウォールがMT5の通信を遮断しているケースもあります。
一時的にウイルス対策ソフトを無効化して再起動し、MT5を立ち上げてみることで、接続できるかを確認しましょう。また、ファイアウォールの例外設定にMT5の.exeファイルを追加するのも有効です。
原因3:インターネット接続やプロキシ環境の問題
ネットワーク環境が不安定、または企業や学校のWi-Fiなどでプロキシ制限があると、MT5の通信が遮断される可能性があります。
自宅の安定したWi-Fiに切り替えて再接続してみる、もしくはスマートフォンのテザリングでMT5を起動してみると、問題の切り分けが可能です。
原因4:古いまたは破損したMT5のインストール
MT5を長期間使用している場合や、インストール時に不具合があった可能性もあります。最新版のMT5をOANDAの公式サイトから再ダウンロードしてみましょう。
アンインストール後、C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Roaming\MetaQuotes\Terminal などに残っている設定ファイルを完全に削除すると、クリーンな状態で再インストールできます。
原因5:ログイン情報の入力ミス
ログインID(口座番号)やパスワードが間違っている場合、MT5はサーバーに接続されません。特にOANDAでは、リアル口座とデモ口座でIDが異なるため注意が必要です。
入力ミスの可能性を排除するため、ログイン情報をコピー&ペーストではなく、手入力で再確認するのがおすすめです。
その他のチェックポイント
- MT5を「管理者として実行」する
- ポート443や1950がネットワークで遮断されていないか確認
- 同一アカウントで他の端末からログインできるか試す
上記の方法で改善しない場合は、OANDAのサポートセンターに問い合わせましょう。
まとめ:接続トラブルは一つ一つ切り分けて対処
MT5で「0/0kb」のまま接続できない場合、サーバー設定・ネット環境・セキュリティ設定・インストール状態など多くの要因が関係しています。慌てずに一つずつ確認し、可能であれば他のネットワーク環境で接続を試すことも有効です。
また、OANDAでは日本語のサポートも充実していますので、困ったときは遠慮なく問い合わせるのが最善です。

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