近年、FXや仮想通貨を装った海外投資詐欺が急増しています。特に”FXGT”の名前を悪用した偽サイトが確認されており、多くのユーザーが”出金できない”、”追加費用を請求された”などの被害を訴えています。この記事では、そのような詐欺の実態と、被害に遭わないための見抜き方、対処法を解説します。
FXGTとは本来どのような業者なのか?
FXGTは正式には”FXGT.com”というドメインで運営されており、キプロスに拠点を持つ金融サービスプロバイダーです。正規の運営会社はライセンスを保有し、公式サイトにはセキュリティ証明や所在地、規約が明記されています。
しかし、一部の詐欺業者がその名をかたって全く異なるURLや構造で偽サイトを構築し、ユーザーを誘導する手口が横行しています。
詐欺サイトの典型的な特徴
- URLが”.com”ではなく、不審な文字列や短縮ドメインを含む(例:https://m.fxgtnewsfx.com)
- サポートがLINEやチャットアプリのみ
- 利益が出たとたん高額な手数料や海外送金用費用を請求
- 正規のFXGTと全く別のログイン画面やデザイン
こうした特徴に該当する場合、そのサイトは極めて高い確率で詐欺です。
実際の被害例:為替レート手数料名目で40万円請求
あるユーザーは、偽サイト上で利益が出た途端、「海外口座がない場合は為替レート費用として資産の3.5%(約40万円)を支払う必要がある」と告げられました。
これは典型的な詐欺の手口です。正規のFX業者は、出金のために追加の前払い費用を求めることはありません。
また、こうした費用を支払ってもその後の出金が完了する保証はなく、最終的に連絡が途絶えることがほとんどです。
詐欺サイトに関与してしまった場合の対応方法
- 絶対に追加で送金しない
- 取引記録・ログイン画面・LINE履歴などの証拠をすべて保存
- 警察のサイバー犯罪窓口や消費生活センターに相談
- 金融庁や国民生活センターに情報提供
仮に実際に入金してしまった場合でも、速やかに金融機関に相談すれば、送金停止や調査が間に合う場合もあります。
詐欺に遭わないためのチェックリスト
- サイトのURLが本物か公式SNS・口コミで確認
- 利益が出た後に追加費用を請求してくるか
- サイトの運営会社情報が明記されているか
- ライセンス番号や管轄機関の明示があるか
初めて利用するサービスは、必ず口コミサイトや金融庁の無登録業者リストを確認してください。
まとめ:公式サイト以外からの利用は絶対NG
本物の”FXGT”は公式のURL(https://fxgt.com)からのみアクセス可能です。それ以外のドメインやLINE経由で勧誘されたサービスは、ほぼすべてが詐欺と考えて差し支えありません。
“為替レートの手数料”や”出金のための認証費”などの理由でお金を請求されたら、それは詐欺のサインです。被害に遭った場合は一人で抱え込まず、専門機関に相談しましょう。

こんにちは!利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。
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