ビットコインや他の仮想通貨を積立で購入する人が増える中、「もし仮想通貨が0円になったら自分は借金を背負うのか?」という不安を抱く方も多いです。結論から言えば、現物取引であれば、仮想通貨が0円になっても借金を背負うことはありません。この記事では、仮想通貨投資の基本から、リスクの範囲や安心して積立投資を続けるための注意点までを詳しく解説します。
現物取引と借金の関係
仮想通貨を購入する際に「現物取引」と「信用取引(レバレッジ取引)」の2つの方法があります。あなたが通常の積立として購入しているのは、ほとんどの場合「現物取引」です。
現物取引では、購入した仮想通貨の価格が0円になったとしても、それは単に「元本がなくなる」だけであり、それ以上に損失が膨らむことはありません。つまり、借金になることは絶対にありません。
借金リスクがあるのはレバレッジ取引
一方で「レバレッジ取引」をしている場合、自己資金以上の金額で取引ができるため、価格変動によっては元本を超える損失が出ることがあります。これが「借金を背負う可能性のある取引」です。
国内の多くの取引所(例:bitFlyer、コインチェック)では、初心者がいきなりレバレッジ取引を行うことはなく、通常の積立や購入ではレバレッジはかかりません。
積立投資の基本とリスクの範囲
積立投資は「ドルコスト平均法」としても知られ、毎月一定額を購入することで価格変動のリスクを平準化する効果があります。特に価格が下落している局面でも継続的に購入することで、将来的に平均購入単価を下げる可能性があります。
ただし、仮想通貨は値動きが激しく、価格が数ヶ月で半分以下になることもあります。「失っても生活に支障が出ない金額」で積み立てることが最も重要です。
実際にあった事例と注意点
2022年の「FTX破綻」や、2021年の「LUNA暴落」など、仮想通貨業界では価値がほぼゼロに近くなった通貨もあります。しかし、それらに現物投資していた人は借金を背負うことはありませんでした。
一方、レバレッジ取引をしていたユーザーの中には追証(追加証拠金)や借金を負った事例もあるため、初心者は現物に限定して投資するのが安全です。
取引所の安全性と信頼性もチェック
仮想通貨は取引所が破綻すると資産が戻らない可能性もあるため、信頼できる国内取引所(例:bitFlyer、GMOコイン、SBI VCなど)を利用することも大切です。
また、二段階認証の設定やウォレット管理など、セキュリティ対策も怠らないようにしましょう。
まとめ:現物積立なら安心、でも投資は慎重に
仮想通貨が0円になったとしても、現物での購入なら借金にはなりません。しかし、価格変動が激しい市場であることは事実なので、投資は慎重に行いましょう。
定期的に積立額や資産状況を見直しながら、無理のない範囲で楽しむことが、仮想通貨との上手な付き合い方です。

こんにちは!利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。
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