SBI証券口座の正しい解約方法と注意点|操作に迷ったときの完全ガイド

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「使っていないから解約したい」と思っても、SBI証券口座の解約は意外とわかりづらいもの。特に操作途中で何かの手続きが必要と表示されて戸惑う方も多いです。本記事では、SBI証券の口座解約に必要なステップを、実例とともにわかりやすく解説します。

SBI証券の口座解約はネットだけでは完結しない

SBI証券では、口座の解約はオンラインだけで完結しません。解約を行うには、紙の「解約届出書」を取り寄せて提出する必要があります。この用紙は、事前に口座内の状態をゼロにしておかないと申請できません。

つまり、「解約届出書を請求する前にやるべきこと」があるのです。

解約前に必ず確認すべき5つの項目

  • ① 保有資産の売却
    株や投資信託などの金融商品をすべて売却する必要があります。
  • ② 残高ゼロの確認
    MRFや預り金があると申請できないため、出金手続きを済ませてください。
  • ③ 積立設定の解除
    定期的な積立を設定している場合はすべて解除が必要です。
  • ④ ポイント・特典の消化
    TポイントやSBIポイントなどの残高がある方は使い切りましょう。
  • ⑤ 各種手続きの完了
    住所変更や名義変更中などの手続き中は解約できません。

「解約届出書」の取り寄せ方法

必要な準備が完了したら、ログイン後の「口座管理」メニュー内にある「各種手続き」→「口座解約」ページから「解約届出書」の請求が可能です。

この届出書が自宅に届いた後、署名・捺印し、本人確認書類のコピーを添えて返送することで正式に解約手続きが進みます。

放置するとどうなる?未使用口座のリスク

使用していない口座を放置すると、将来的に口座管理料が発生する可能性があります(現時点では無料)。また、個人情報やセキュリティの観点からも定期的に口座の状態を確認し、不要な場合は閉鎖するのが望ましいです。

さらに、本人が亡くなった場合には相続人に手続きの負担がかかるケースもあります。

操作に困ったらどこに相談すべき?

SBI証券のカスタマーサービスに問い合わせるのが最も確実です。電話の混雑を避けるなら、チャットボットやメールでの問い合わせも有効です。口座番号や本人確認情報を手元に用意してから連絡するようにしましょう。

また、「解約届出書が請求できない」といった画面上のトラブルも、オペレーターに説明すれば丁寧に誘導してもらえます。

まとめ:ステップを踏めば口座解約は難しくない

一見複雑に見えるSBI証券の口座解約ですが、必要な事前処理を順番にクリアすれば、スムーズに完了します。解約書類は誰でも取り寄せ可能ですが、口座内の残高・取引をゼロにしておくことが前提条件です。

不要な口座をそのままにせず、セキュリティや資産管理の面でも早めに対応することをおすすめします。

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