株式投資を始めたばかりの方にとって、少額で購入できる20円以下の株はとても魅力的に映るものです。2000円程度の資金でも購入可能で、値動きが大きければリターンも期待できます。ただし、価格が安いからこそのリスクや注意点もあります。今回は、低価格株を探すコツと、初心者が押さえておくべき視点を詳しく解説します。
低位株・超低位株とは?
一般的に株価が100円未満の銘柄は「低位株」、その中でも20円以下の銘柄は「超低位株」と呼ばれます。これらの株は、上場基準ギリギリの企業であることも多く、経営が安定していない可能性があります。
一方で、業績改善や業種の流行により急騰することもあり、投資妙味があるとも言えます。まさにハイリスク・ハイリターンの典型的な投資対象です。
20円以下の株を探す方法
証券口座(たとえばSBI証券)には、株価条件を絞って銘柄を検索できる機能があります。「株価上限:20円」などの条件でスクリーニングを行えば、候補銘柄が一覧で表示されます。
また、SBI証券の「株主優待検索」や「テーマ投資」などの機能を活用すると、将来性のある業種に属する低位株を探しやすくなります。
超低位株のチェックポイント
- 出来高:売買が極端に少ないと、売りたい時に売れないことがあります。
- 時価総額:企業規模が小さいと、情報開示も少なくリスクが高まります。
- 赤字企業か黒字企業か:過去の業績やIR資料を見て、黒字転換の兆しがある企業は要注目です。
実際に買える20円以下の銘柄例(2025年時点)
例として、小僧寿し(9973)は初心者にも人気の銘柄です。価格が安く、出来高も比較的あり、短期的な値動きも期待できます。また、アジア開発キャピタル(9318)なども時折話題に上りますが、値動きが荒いので注意が必要です。
どの銘柄も、掲示板などの風説に惑わされず、冷静な企業分析が重要です。
NISA口座での購入と注意点
NISA口座で購入する場合、売却益が非課税になるというメリットがあります。ただし、損失が出た場合は他の口座と損益通算ができません。
少額投資を繰り返す中で、自分に合った投資スタイルを見つけ、NISA枠の有効活用を図りましょう。特に初心者の場合、NISAを使って実践経験を積むことはとても有益です。
まとめ:安い株ほど慎重に。情報収集と分析が鍵
20円以下の株は、初心者が気軽に投資できる金額である反面、リスクも潜んでいます。出来高や業績、企業の将来性などをしっかり見極めた上で、自分の納得できる銘柄に投資することが重要です。
練習感覚で投資を続けながらも、少しずつ企業分析のスキルを磨いていくことが、将来的な資産形成の近道になります。

こんにちは!利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。
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