【要注意】spacesを名乗る投資詐欺に騙された?被害への対処法と相談窓口を解説

資産運用、投資信託、NISA

最近、「spaces」という名称を用いた投資サービスを装った詐欺被害の相談が増えています。中でも、「出金には1万円の入金が必要」「AppleカードやGoogleカードの番号を入力せよ」といった要求は極めて典型的な詐欺手口です。この記事では、こうした詐欺の手口と、実際に被害に遭ってしまった場合の対処法について詳しく解説します。

よくある詐欺の手口:投資サイトを装った出金詐欺

詐欺サイトでは、初めは投資で利益が出ているかのように見せかけ、「出金のために認証が必要」として追加で金銭やコードを要求するケースが多く見られます。

今回のように、「AppleカードやGoogle Playカードの番号を入力せよ」「1万円の確定作業が必要」といった要求は、事前に資金をだまし取るための詐欺であり、正式な金融機関ではあり得ない行為です。

spacesに問い合わせた際の「誹謗中傷・恐喝未遂」発言は脅し

詐欺業者は、被害者からの返金要求やクレームに対し、「誹謗中傷だ」「恐喝未遂で通報する」といった脅し文句を用いて、精神的に追い詰めて口をつぐませようとします。

これは典型的な二次被害の誘導手法であり、決して引き下がってはいけません。相手はそもそも違法行為を行っている詐欺グループであり、法的にあなたが不利になることは基本的にありません。

被害に遭ったときの正しい対処法

  • すぐに支払い・カード番号の入力を止める
  • 証拠(やり取りのスクリーンショット、振込記録など)を保存する
  • 警察のサイバー犯罪窓口または最寄りの交番に相談する
  • 消費者ホットライン「188(いやや)」に連絡する
  • GoogleやAppleにもギフトカード番号の不正利用を報告

特にプリペイドカードを利用した詐欺は、被害金額が回収されにくいため、早めの行動が重要です。

実際の事例:SNSで勧誘された投資詐欺

30代の会社員Aさんは、SNSで知り合った相手から紹介された「spaces」というサイトに投資し、数万円の利益が出ているように見えたため出金を試みました。すると、「1万円分のGoogleカードを購入し、番号を送れば出金できる」と言われました。

実際にカード番号を送った後、「認証中」とされて数日間放置され、催促すると「脅迫だ」「違法行為だ」と逆に非難されました。Aさんはすぐに消費生活センターと警察に相談し、さらなる被害を防ぐことができました。

被害を未然に防ぐチェックポイント

  • 「先にお金を払えば出金できる」は詐欺
  • ギフトカードでの支払い要求は違法性が高い
  • 連絡先がSNSやチャットアプリのみの業者は信用しない
  • 金商登録されていない投資サービスには手を出さない

これらのポイントを意識するだけでも、多くの詐欺被害を防ぐことが可能です。

まとめ:冷静に対応し、必ず第三者機関に相談を

spacesを名乗る業者による「ギフトカード詐欺」に遭った場合は、すぐに支払いを止め、証拠を確保し、警察や消費者センターに相談してください。相手の脅し文句に屈する必要は一切ありません。

早めの行動が被害拡大を防ぐ鍵です。決して一人で抱え込まず、必ず信頼できる第三者機関に助けを求めましょう。

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