オリエンタルランドの株主優待「3年以上継続保有」の条件とは?売買しても大丈夫?

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ディズニーランド運営会社として知られるオリエンタルランド(証券コード4661)の株主優待制度は、長期保有者向けの特典が用意されていることで人気です。特に「3年以上継続保有」で付与される1デーパスポート券を狙う投資家も多いですが、「途中で売買しても保有年数はリセットされないのか?」という疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。本記事ではその疑問をわかりやすく解説します。

オリエンタルランドの株主優待制度の基本

オリエンタルランドの株主優待は、毎年3月末と9月末の権利確定日に100株以上保有している株主に対して、東京ディズニーリゾートで使える「1デーパスポート」が年1回もしくは2回提供される制度です。

加えて、「3年以上継続して100株以上保有している株主」には、追加で1枚の1デーパスポートが贈られます。この特典は、長期保有者へのインセンティブとして設けられています。

「3年以上継続保有」の定義とは?

オリエンタルランドの開示によれば、株主名簿上で3年以上連続して100株以上保有していることが条件です。つまり、毎年3月31日と9月30日の株主名簿に記載されている必要があります。

そのため、たとえ途中で売却して再取得しても、その間に保有株数が100株を割っていた期間があると継続保有のカウントはリセットされます

途中での売買と継続保有の関係

例えば「3月に100株購入→9月に売却→12月に再購入→翌年3月に100株保有」していたとしても、9月末時点で株主名簿に載っていなければ継続保有とはみなされません。

継続保有の条件は「形式的に株を保有している期間」ではなく、「株主名簿に100株以上の記載があるかどうか」で判断されるのがポイントです。

証券会社による保有記録とは別に「名義」が重要

証券口座で株を持っているように見えても、貸株サービスを利用している場合や信用取引口座での保有は、株主名簿に記載されない可能性があります

オリエンタルランドの継続保有の判断は株主名簿ベースで行われるため、必ず「現物株」として保有し、名義人が自分自身であることを確認する必要があります。

優待目的なら「貸株」には要注意

多くの証券会社で提供されている「貸株サービス」は、金利収入が得られるメリットがありますが、貸株中は株主名簿から外れるため継続保有のカウントが途切れる点に注意が必要です。

優待を目的とした長期保有を考えている場合は、貸株設定をOFFにするか、貸株サービスから外しておくのが安全です。

まとめ:常に株主名簿に記載されているかがカギ

オリエンタルランドの株主優待における「3年以上継続保有」の特典を受け取るには、名義上100株以上を株主名簿に3年以上連続で記載されていることが条件です。途中で売却したり貸株を設定すると、継続保有がリセットされる可能性があります。

パスポートを狙うなら「100株以上の現物を名義付きで持ち続けること」が最も確実な方法です。保有状況を確認しながら、継続保有を意識して優待を手に入れましょう。

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