SBIホールディングスの株主優待で付与されるXRP(リップル)―手続き・受け取り・注意点を整理

株式

SBIグループ関連企業の株を保有していて「株主優待としてXRP(リップル)がもらえる」と聞いたものの、申込から1か月以上たっても入らないと「手続きに何か漏れがあるのでは?」と不安に感じることがあります。この記事では、対象となる会社・優待の条件・申請〜受け取りまでの流れ・よくあるトラブルをわかりやすく整理します。

優待対象会社とXRP付与の基本条件

まず、XRPを株主優待として実施しているSBIグループの代表的な会社と、その条件を確認しましょう。例えば、SBIグローバルアセットマネジメント(証券コード: 4765)は、2025年3月末基準株主を対象として「100株以上保有」でXRP2,500円相当などの優待を実施しています。([参照]株主還元情報)

その中で受け取りには、暗号資産口座(例:SBI VCトレード)を株主本人名義で開設していることが共通条件となっています。([参照]SBI VCトレード優待申込条件)

申請から受け取りまでの典型的な流れと所要期間

優待XRP受け取りの典型的な流れは次の通りです。

  1. 基準日(例:2025年3月末)時点で株主名簿に記載されていること。
  2. 株主優待の案内が発送される(通常はその後数か月以内)。
  3. 指定された〈暗号資産口座〉を株主本人名義で開設していることを確認。
  4. 申込フォーム・クーポン番号・口座番号入力・申請期限を満たす(例:2025年10月31日17:00まで申込)など。([参照]優待申込期限の案内)
  5. 申請後、XRPが口座に入金される。表記されている「〇円相当XRP」は基準日時点での価格で数量が決定されています。([参照]優待詳細)

このため「1ヶ月以上前に申請したのにまだ届かない」という場合には、申請書類不備・口座開設手続き中・申請期限超過・優待発送時期未到来、などが考えられます。

よくあるトラブルと確認すべきポイント

優待XRP受取で特に多いトラブルには以下のようなものがあります。

  • 口座が株主本人名義でない・開設条件を満たしていない。
  • 申込期限を過ぎていた(案内に記載の〆切)。
  • 株主番号・クーポン番号などの入力ミス。
  • 株主名簿記載後、株式を譲渡・名義変更・相続等があったため継続保有要件を満たさなかった。

具体例:100株保有していた株主Aさん。優待案内に記載の口座開設をせず、申込期限を過ぎてしまったため、XRP贈呈対象から外れてしまったケースがあります。

受け取れない場合・問い合わせのタイミング

もし「申請したのにXRPが入金されない」場合には、まず以下を確認してから担当窓口に問い合わせることが望ましいです。

  • 株主優待案内は届いたか?その書面の申込締切日と手続きを済ませたか?
  • 暗号資産口座が要件通り開設・本人名義であるか?未成年等で開設できないケースもあります。([参照]優待案内条件)
  • 申請完了の確認メール・申請番号が手元にあるか?

上記を満たしていてなお入金が確認できない場合には、優待発行企業の株主優待担当・指定暗号資産取引所(例:SBI VCトレード)サポートに「申込状況」「振込時期」などを問い合わせましょう。

まとめ

SBIグループの株主優待でXRPが付与される制度では、株主であること+暗号資産口座の開設+申込手続きという3つの要件をすべて満たす必要があります。「1ヶ月以上前に申請したがまだ入らない」という場合、手続き(口座開設・申込期限・入力内容)に何らかの不備がある可能性があります。まずは案内書類・口座状況・申請状況を整理し、必要ならば問い合わせをおすすめします。

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