他社で保有している投資信託を楽天証券やSBI証券へ移管しようと考えている方向けに、現在実施中のキャンペーンやプログラムの最新状況を整理しました。
楽天証券の現状:移管手数料は無料だがキャッシュバックは限定的
楽天証券では、投資信託の入庫・移管時の手数料・保護預り管理料が無料となるため、他社からの移管に関してはコストがかかりません【参照】
ただし、移管手数料のキャッシュバックを行う独自キャンペーンは、期間限定で不定期に実施されており、現在は恒常的なキャッシュバックプログラムは行われていないようです【参照】
SBI証券:常設「投信お引越しプログラム」で全額キャッシュバック
SBI証券には「投信お引越しプログラム」という仕組みがあり、他社へ支払った投資信託の移管手数料を**全額キャッシュバック**してくれます。このプログラムは恒常サービスで、期限なしで申請が可能です【参照】
申請には移管入庫完了後、入庫日から**3ヶ月以内**に必要書類を提出する必要があります。条件を満たせば実質移管費用ゼロです【参照】
手続きの具体的フローと注意点
通常、移管の流れは以下の通りです。
- 楽天証券で「投信口座振替依頼書」を取得し記入
- 移管元証券で出庫手数料3,300円/銘柄を支払い、書類送付
- SBI証券へ移管入庫
- 入庫後3ヶ月以内に書類を提出し、キャッシュバック手続き
注意点として、移管元にも手数料がかかる点、NISA口座の銘柄は移管不可である点、申請期限に注意する点などがあります【参照】
キャンペーンの比較まとめ
証券会社 | 移管手数料 | キャッシュバック制度 | 期間 |
---|---|---|---|
楽天証券 | 無料(入庫) | なし(不定期限定) | —— |
SBI証券 | 移管元に出庫手数料のみ | 全額キャッシュバック(常設) | 期限なし(申請は3ヶ月以内) |
まとめ:今ならSBI証券への移管が一番お得
現在、楽天証券には恒常的なキャッシュバック制度は見当たらない一方、SBI証券には「投信お引越しプログラム」という常設で移管手数料を全額返してくれる制度があります。
そのため、移管を検討されている場合はSBI証券への移管が**実質無料で最もお得な選択肢**となります。申請期限など手続きの注意点さえ押さえれば、迷わず活用できる制度です。

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