証券会社から郵送される「株式取引報告書」や「配当金のお知らせ」などの各種書類。中でもSBI証券の通知書類は「A4じゃない気がする?」と感じた方もいるのではないでしょうか。今回は、SBI証券が送付する各種取引書類の紙サイズやレイアウトについて、実際の情報をもとに詳しくご紹介します。
SBI証券の主要書類一覧とその目的
SBI証券から送られてくる代表的な書類は次のとおりです。
- 株式取引報告書:株式やETFなどの売買明細を記録
- 株式等資本剰余金配当金のお知らせ:配当が資本剰余金から支払われた際の通知
- 譲渡益税徴収・還付のお知らせ:税金の徴収・還付に関する内容
- 取引残高報告書:半年ごとに発行される口座全体のまとめ
いずれも税務処理や保有証券の記録として重要な書類です。
紙のサイズは「A4変形」または「A4横三つ折り」
SBI証券がこれらの書類を郵送する際、多くはA4サイズ(210mm×297mm)を三つ折りにして封筒へ収めています。ただし、正式な帳票類としては「A4変形サイズ」も採用されており、具体的には以下のような仕様が多く見られます。
- 幅:210mm(A4と同じ)
- 長さ:約280mm前後(A4よりやや短い)
- 余白や印字スペースの都合で「A4ぴったり」ではない場合がある
用紙を広げるとA4に近い印象ですが、厳密には微妙な差があります。保管やスキャン時はA4書類として処理可能です。
なぜA4ではなく変形サイズなのか?
金融機関が変形サイズを使う理由には、以下のようなものがあります。
- 封筒に合わせて三つ折りで送付しやすい
- 専用プリンタで印字するためのフォーマット制限
- 郵送コスト削減(長形3号封筒対応)
これにより、封筒サイズを小さく抑え、郵送コストと管理効率を両立しているのです。
書類の保管・提出時の注意点
これらの書類を確定申告や各種証明資料として使う際は、縮小や拡大をせず、原寸スキャンやコピーを心がけましょう。税務署や金融機関への提出書類としても、原寸に近い状態が推奨されます。
また、裁断してスキャナーにかけたい場合は、微妙な変形サイズに対応したスキャナー(A4よりやや小さめでも読み取れる機種)を使用すると便利です。
まとめ
SBI証券の「株式取引報告書」などの書類は、基本的にA4サイズまたはA4変形サイズで作成されています。封筒対応のために三つ折りやわずかなサイズ差がありますが、保管や処理にはA4書類として問題なく取り扱えます。
税務や資産管理において重要な書類ですので、ファイル管理やスキャン時はサイズと解像度に気を配ることをおすすめします。

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