トレンドフォロー戦略に取り組むトレーダーにとって、「損切り幅をどこに置くべきか?」というのは永遠の課題といえます。特に相場が大きく動く局面では、損切りを狭くしすぎるとノイズにやられ、広げすぎると資金管理が崩壊する恐れもあります。本記事では、損切りと利確のバランス、特に損切り幅と利食い目標の関係について実践的に解説します。
トレンドフォローでは損切りを広めに取るのが基本
トレンドフォローは「大きな波に乗る」戦略です。したがって、短期的な値動きのブレに巻き込まれないよう、損切りラインはある程度離すのが基本です。
たとえば移動平均線や直近安値を基準にした損切り設定が一般的です。こうすることで、相場のノイズに対して柔軟に構えることができ、「エントリー後すぐに損切りにかかる」ミスを減らせます。
損切りを広く取るなら利幅も大きく狙うべき
損切り幅が大きいということは、1回のトレードにおけるリスクも大きくなります。したがって、リスクリワード比を意識した利確目標の設定が不可欠です。よく言われる「最低でもリスクリワード2:1以上」という目安はそのためです。
例えば、損切り幅を100pipsに設定したなら、最低でも200pips以上の利幅が狙えるポイントで利確を目指すのが合理的です。これにより、勝率が50%以下でもトータルで利益を出すことが可能になります。
耐える力=トレンドフォローの本質
トレンドフォローでは、含み益の状態でも利確を急がずに「耐える力」が求められます。これは一見簡単に見えますが、実際には「利益が減る恐怖」との戦いになります。
損切りを広めに取っている場合は、その分のリターンを得るまで我慢するメンタルがないと戦略が成立しません。ポジションを持った後の値動きに一喜一憂せず、あらかじめ決めたシナリオ通りに動く勇気が必要です。
トレーリングストップで利を伸ばす方法
利確に関して、トレーリングストップ(追従型の損切りライン)を活用する手法もあります。これは「損切り幅を徐々に利益方向にずらす」ことで、含み益を守りつつ、最大限トレンドを追うテクニックです。
特に上昇トレンド中に一時的な押し目が入った時でも、ある程度利益を守りながら再上昇に乗れる可能性が高まります。
資金管理と損切りのバランスがトレーダーの生命線
損切り幅を広くした場合、その分「1トレードあたりの資金投入量」を減らす必要があります。1回の損失が総資産の2%以内に収まるようにロットサイズを調整することが基本です。
たとえば100万円の資金で、損切り幅が100pipsであれば、1pipsで1,000円動くロットはリスク過多です。0.2ロット程度に抑えると、許容損失2万円(=2%)に収まります。
まとめ:損切りの幅は戦略と一体で考える
トレンドフォローにおける損切り幅の設定は、「損切りを大きく=利幅も大きく狙う」が基本原則です。これを守らなければ、リスクだけが膨らみ、リターンが追いつかなくなる可能性があります。
損切りを広くとる場合は、その分の利幅を我慢強く待ち、かつ資金管理を徹底する。トレンドフォローで成功しているトレーダーの多くは、このバランス感覚に長けているのです。

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