暗号資産取引所間の送金は一見シンプルに見えても、送金先のネットワークやアドレスの形式を誤ると資産を失うリスクもあります。この記事では、ビットバンクからビットポイントへイーサリアム(ETH)を送金する方法と、その際に気をつけたいポイントをわかりやすく解説します。
ビットバンクとビットポイントはイーサリアムに対応している?
まず前提として、ビットバンクもビットポイントもイーサリアム(ETH)の取り扱いに対応しています。つまり、送金そのものは可能です。ただし、対応しているネットワークや入出金仕様が同じであることが大前提となります。
たとえば、ビットポイントではETHの入金はEthereumメインネット(ERC-20)に限定されており、ArbitrumやPolygonなどのL2ネットワークには対応していない場合があります。送金前には入金先アドレスの仕様を必ず確認してください。
実際の送金手順
ビットバンクからビットポイントへのETH送金は、次のステップで行えます。
- ① ビットポイントにログインし、「入金」画面からETHのアドレスを取得
- ② ビットバンクにログインし、「出金」→「イーサリアム」→「アドレス登録」から先ほどのアドレスを登録
- ③ セキュリティ認証を経て出金処理を実行
アドレス入力時はコピーミスに注意しましょう。1文字でも違うと送金は完了せず、最悪の場合資産が失われます。
ネットワークの選択に要注意
ビットバンクでは送金時にネットワーク(EthereumやArbitrumなど)を選べる場合がありますが、必ずビットポイントが対応しているネットワークを選んでください。ETH送金は基本的にEthereumメインネット(ERC-20)を選ぶのが安全です。
ネットワークを誤って送金した場合、多くの取引所では自己責任として扱われ、補償や復元対応ができないこともあるため十分注意しましょう。
送金手数料と反映時間の目安
ビットバンクではETH出金時にネットワーク手数料(ガス代)相当が発生します。記事執筆時点では0.005ETH前後が目安です(変動あり)。
送金からビットポイントの口座に反映されるまでは、おおよそ10~30分程度が一般的ですが、混雑時はそれ以上かかることもあります。
トラブル防止のためのチェックリスト
- ✔ ETHの入金アドレスはビットポイントで正しく発行されているか?
- ✔ ビットバンクの出金先アドレスにコピーミスはないか?
- ✔ ネットワークはEthereumメインネット(ERC-20)を選択しているか?
- ✔ 少額テスト送金をしてから本送金するか検討したか?
これらを実施するだけでもトラブルのリスクを大きく軽減できます。
まとめ:事前確認が安全な送金のカギ
ビットバンクからビットポイントへのイーサリアム送金は、基本的に可能です。しかしネットワークの誤選択やアドレスの入力ミスによる送金トラブルも報告されています。正しい手順と確認を行うことで、安全に資産を移動させることができます。
大きな金額を動かす前には、少額でテスト送金するのが鉄則です。安心・確実な送金を心がけましょう。

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