証券会社のマイ・スクリーニング機能は非常に便利ですが、PCの閲覧履歴やキャッシュを削除した際に設定が消えてしまうことがあります。この記事では、なぜ設定が失われるのか、その原因と対策について詳しく解説します。
マイ・スクリーニング設定が消える原因とは?
多くの証券会社のスクリーニング設定は、ログイン中のアカウントではなく、ブラウザのクッキーやローカルストレージに保存されている場合があります。そのため、閲覧履歴の削除時に「クッキー」や「サイトデータ」も同時に削除すると、保存内容が消えてしまうのです。
たとえば、Google Chromeで「閲覧履歴の削除」を実行する際に「Cookieとその他のサイトデータ」にチェックが入っていると、マイスクリーニング情報も失われることがあります。
閲覧履歴を削除しても設定を保持する方法
- アカウント連携型のスクリーニングを活用
楽天証券やSBI証券などでは、アカウントにログインした状態で保存すれば、別の端末でも再利用できます。 - ブラウザのクッキー削除時の選択を変更
削除オプションで「Cookieとサイトデータ」にチェックを入れずに削除すれば、設定は残ります。 - ブラウザのプロファイルごとに管理
Google Chromeなどではユーザープロファイルごとに保存内容が変わるため、スクリーニング用に別プロファイルを作成するのも一手です。
クラウドベースの保存ができる証券会社を選ぶ
証券会社によっては、スクリーニング条件をログインIDに紐づけてサーバー側で保存する機能を提供しています。代表例は以下の通りです。
これらを活用することで、ブラウザ設定に依存しない安心な運用が可能になります。
ローカル保存を補完する対策:条件をメモする
万が一に備えて、自分で設定した条件をスクリーンショットやメモアプリに残しておくことも効果的です。以下のような内容を記録しておくと便利です。
- PER・PBR・配当利回りなどの数値条件
- 業種・時価総額・成長率などの絞り込み内容
- 検索結果の銘柄一覧
まとめ:履歴削除時の注意と安全なスクリーニング運用法
・証券会社によってはローカル保存のみで設定が消える可能性あり
・アカウント連携型のスクリーニング機能を使えば安全
・履歴削除時はCookieやサイトデータの選択に注意
・念のため条件を別途メモしておくと安心
便利なマイスクリーニング機能を最大限活かすためにも、正しい保存方法と削除時の注意点を押さえておきましょう。

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