インターネット証券を利用するうえでセキュリティ対策は非常に重要です。SBI証券が導入しているFIDO(ファイド)スマホ認証は、より強固な本人確認手段として注目されていますが、仕組みがわかりづらいという声も少なくありません。この記事では、FIDOとは何か、どう設定すればいいのか、そして使い方までを“ニワトリでもわかる”レベルでやさしく解説します。
FIDOとは?ざっくりいうと“スマホで本人確認”
FIDOとは「Fast IDentity Online」の略で、パスワードを使わずに本人確認をする仕組みです。SBI証券の場合、スマホに登録した「指紋」や「顔」などの生体認証を使って、ログインや取引認証を行います。
つまり、スマホに“あなただけのカギ”を登録し、それで認証を行うイメージです。これにより、パスワード流出などのリスクを大幅に下げることができます。
準備するもの:たったの3つ
- スマートフォン(AndroidまたはiPhone)
- SBI証券アプリ(「SBI証券 米国株」など)
- 生体認証が使える端末設定(指紋や顔)
特に難しいものは不要です。すでにスマホでロック解除などに生体認証を使っている人は、その機能をそのままFIDOで利用できます。
FIDOの設定方法を画像なしで超簡単に説明
① スマホにSBI証券アプリをダウンロード
② ログイン画面で「スマホ認証(FIDO)」を選ぶ
③ 表示される手順に沿って、スマホに顔や指紋を登録
④ 登録が完了すると、次回からのログインや認証にFIDOが使えるようになります
ここでのポイントは「FIDO=顔認証・指紋認証の登録」だと覚えておけばOKです。
よくある疑問Q&A:混乱しやすいところを整理
Q:PC(HYPER SBI2)でもFIDOが必要?
→ いいえ。FIDOは主にスマホ認証の仕組みで、パソコンでの取引には従来通りパスワードや確認コードが使われます。ただし、将来的にFIDOに一本化される可能性もあるので、早めに慣れておくのがベターです。
Q:複数のスマホで設定できる?
→ 原則1台のみ。セキュリティ上、同時に複数端末でFIDO登録はできません。
Q:取引履歴のDLに関係ある?
→ 関係あります。FIDO認証済みの端末でないと、一部機能が使えないことがあります(今後の仕様変更も含め)。
もしFIDOがうまく動かない場合の対処法
・スマホのOSが最新であるか確認
・アプリのバージョンアップを忘れていないか確認
・顔認証や指紋登録がスマホ設定で有効になっているかを確認
それでも解決しない場合は、SBI証券の公式FAQで最新情報をチェック、またはカスタマーサービスへ問い合わせましょう。
まとめ:FIDOは“スマホでOK”を作る便利ツール
FIDOは、わかりづらい言葉に惑わされがちですが、実際は「スマホで顔認証 or 指紋認証して本人確認する」ただそれだけの仕組みです。SBI証券での取引や履歴の確認もより安全に、簡単になります。
今のうちに設定しておけば、将来的な仕様変更にもスムーズに対応できるので、ぜひこの機会に導入してみてください。

こんにちは!利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。
コメント