インド中型株への投資を検討している投資家に向けて、三井住友DSが提供する「高成長インド・中型株式ファンド」の仕組み・実績・活用法をわかりやすく解説します。
ファンドの基本概要と運用方針
このファンドはインド,中型株(ニフティ500上位51~350位)を主要投資先とし,コタック・マヒンドラ運用のインド現地ファンドを通じて投資を行います。為替ヘッジは原則未実施で、ファンド・オブ・ファンズ方式のアクティブ運用です。:contentReference[oaicite:0]{index=0}
決算は年4回(2・5・8・11月)で直近分配金は200円です。:contentReference[oaicite:1]{index=1}
実績データと直近価格動向
2025年6月20日時点の基準価額は12,925円で、1ヶ月:‐1.21%、3ヶ月:+5.6%、6ヶ月:‐13.8%、1年:‐11.6%、3年:+62%、設定来:+565%と長期では好パフォーマンス。:contentReference[oaicite:2]{index=2}
分配実績は年4回で直近1年の累計分配金は800円。:contentReference[oaicite:3]{index=3}
コスト構成とリスク要因
販売手数料は最大3.85%、信託報酬は年間で約2.05%(内訳:管理費1.1605%+その他0.89%)。信託財産留保額も0.3%あり、中長期保有が前提です。:contentReference[oaicite:4]{index=4}
為替リスク・インド経済リスク・中型株特有の変動リスクがあります。2020年3月のコロナショックでは基準価額が5,872円まで下落した例からもリスクの大きさを理解しましょう。:contentReference[oaicite:5]{index=5}
具体的な活用例と投資戦略
例えば毎月3万円をこのファンドで10年積み立てた場合、直近1年利回り‐11.6%水準では元本割れの可能性もあります。短期的な資金余裕を持った対応が重要です。
中型株はEPS成長期待が高い一方、世界的な株式調整には弱いため、アメリカ大型株や金などと比して分散ポートフォリオの一角として活用する戦略が有効です。:contentReference[oaicite:6]{index=6}
他ファンドとの比較と位置づけ
同じインド株ファンドやエマージング株式ファンドと比べると、値動きは大きくコストも比較的高めですが、純資産1,800億円超の厚みと中型株特化の成長性が強みです。:contentReference[oaicite:7]{index=7}
新NISA(成長投資枠)での積立も可能で、楽天証券やSBI証券でクレカ積立を活用するとポイント還元によるコスト軽減も期待できます。:contentReference[oaicite:8]{index=8}
まとめ:投資判断のポイント
中期~長期の成長を狙いつつ、短期変動にも耐える体制があるなら、有力なインド中型株投資手段になり得ます。一方で高コストと価格変動リスクは慎重に把握しましょう。
投資判断では、他国大型株や金、グローバル株式などとの資産配分バランスを考慮し、自身のリスク許容度に合う運用設計が必要です。

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