MT4にインジケーターを導入する方法：ZIPファイル解凍から表示までの手順ガイド

外国為替、FX

2025.07.12

MT4（MetaTrader4）で独自インジケーターを使いたい場合、ZIPファイル形式で配布されているケースが一般的です。この記事では、ZIPファイルを解凍し、MT4に正しく導入してチャート上に表示させるまでの具体的な手順を初心者にもわかりやすく解説します。

STEP1：ZIPファイルを解凍する

まず、ダウンロードしたインジケーターのZIPファイルを右クリックし、「すべて展開」や「解凍」を選んで、任意のフォルダに解凍します。中には通常、拡張子が.mq4または.ex4のファイルが含まれています。

ファイル構成が複雑な場合（インジ＋ライブラリ＋テンプレート等）は、フォルダ階層を確認しておくと後の作業がスムーズになります。

MT4を起動し、画面左上の「ファイル」メニューから「データフォルダを開く」をクリックします。これにより、MT4が参照しているインジケーターファイルの格納先を開くことができます。

表示されたフォルダ内の「MQL4」→「Indicators」へ進み、先ほど解凍した.mq4または.ex4ファイルをここにコピーします。

インジケーターを正しく表示させるには、MT4の再起動が必要です。再起動後、ナビゲーターウィンドウ（Ctrl+N）を開くと、「カスタムインジケーター」の中に新しく追加された名前が表示されているはずです。

または、ナビゲーターウィンドウで右クリックして「更新」を選ぶことでも表示を反映できます。

ナビゲーターウィンドウから該当インジケーターを選び、ドラッグ＆ドロップで任意のチャートに適用します。表示されるパラメーター画面で設定値を確認し、「OK」で表示完了です。

もし表示されない場合は、MT4の「ツール」→「オプション」→「エキスパートアドバイザ」設定やファイル形式（mq4/ex4のバージョン不一致）を確認しましょう。

例として「Custom MA」というオリジナル移動平均インジケーターを導入する場合、CustomMA.mq4をIndicatorsフォルダに配置し、MT4再起動後にドラッグで反映させます。

このとき、色や期間などの細かい設定が可能で、チャート分析の幅が広がります。

ZIPファイルを使ったMT4インジケーター導入は、以下の4ステップで簡単に行えます。

これらを覚えておくと、今後さまざまなインジケーターを試す際にも非常に便利です。MT4の拡張性を活かして、自分好みのトレード環境を整えていきましょう。

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