手取り18万円・実家暮らしの20代が実践する無理のない投資信託の始め方と目安金額

資産運用、投資信託、NISA

投資を始めたいけれど「手取りが少ないから不安」「毎月いくら投資するべきかわからない」と感じている方は多いでしょう。特に実家暮らしの20代には、支出を抑えて投資に回せるメリットがあります。この記事では、手取り18万円・実家暮らしという前提で、無理のない投資信託の始め方と月々の目安金額について解説します。

なぜ実家暮らしは投資の好機なのか

実家暮らしの最大の利点は「固定費が少ない」ことです。家賃・光熱費・食費の多くを親が負担している場合、可処分所得が大きくなります。これにより、一般的な一人暮らしの同年代よりも、投資に回せる余裕が生まれます。

例えば、手取り18万円で家賃が0円、食費や雑費を月5万円以内に抑えられれば、10万円以上を貯蓄・投資に回すことも可能です。この状況は、資産形成を加速させる絶好のタイミングです。

収支バランスの基本と投資に回す適正金額

まずは支出の見直しと家計の可視化が重要です。理想的な収支バランスは「貯蓄・投資:生活費:娯楽費 = 3:5:2」がひとつの目安です。実家暮らしで生活費が抑えられていれば、投資に3割以上を回すことも現実的です。

例えば、月1.5万円のオルカン(全世界株式インデックスファンド)投資を行っている場合、それが月収の約8%程度であれば無理のない範囲です。さらに余裕があるなら、2万円〜3万円への増額も検討できます。

投資信託の選び方と「オルカン」の魅力

初心者にとって、つみたてNISAやiDeCoを活用したインデックス投資が安心・安全です。「オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)」は、世界中の企業に分散投資ができる人気商品で、長期で安定した成長が見込めます。

分散投資をすることで、特定の国や業種に偏らずリスクを抑えることが可能です。月1万円〜3万円からでも積立投資は十分に意味があります。

具体的なシミュレーション:月1.5万円を10年間続けた場合

たとえば、月1.5万円を利回り年5%で10年間積立投資した場合、元本180万円に対して約235万円まで増えるシミュレーションになります(複利計算)。

もし月3万円積立にできれば、同じ期間で約470万円近くに達する可能性も。実家暮らしの間にこうした積立を継続できれば、将来の選択肢が大きく広がります。

浪費を防ぐコツと投資の継続法

手取りが少なくても、支出のルールを決めれば投資は続けられます。例えば、「給与が入ったら先に投資信託を買い、残りで生活する」という“先取貯金”が有効です。

また、毎月の積立を自動化しておけば、気分やタイミングに左右されずに継続できます。楽天証券やSBI証券など、ポイント投資にも対応した証券会社を選ぶとさらにお得です。

まとめ:収入よりも習慣が未来を作る

手取りが18万円でも、実家暮らしであれば投資の土台は十分にあります。重要なのは金額の大小よりも、投資を習慣化して長く続けること。最初は1万円でも、自分のペースで始めてみましょう。

将来の自分を楽にするためにも、「今」投資という行動を起こす価値は大いにあります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました