トレードの世界で“大道中の大道”と称される手法のひとつが、「押し戻りからのエリオット波動第3波狙い」です。実際に多くのプロトレーダーや億トレーダーたちも、このパターンを核に戦略を構築しています。派手なインジケーターを使わずとも、波のリズムを捉えるシンプルかつ強力なこの手法は、今もなお時代を問わず多くの支持を集めています。
エリオット波動理論とは?まずは基本を押さえる
エリオット波動理論は、相場の値動きを5つの推進波と3つの調整波で構成するという理論です。特に注目されるのが、第3波。これは最も勢いが強く、値幅が出やすいとされる波動であり、トレンドの本命とも言えるパートです。
つまり、第1波が立ち上がったあと、第2波(押し目・戻り)で調整が入り、その後の第3波で大きくブレイク。ここを狙うのが「押し戻りからの3波狙い」です。
3波エントリーはなぜ“大道中の大道”なのか?
第3波の優位性には、以下のような特徴があります。
- ブレイクが明確で、モメンタムが強い
- テクニカル指標やプライスアクションとも整合性が高い
- リスクリワード比が良好で損切りも明確
このように、方向性・勢い・値幅のすべてが揃う場面であるため、初心者から上級者まで狙いやすい“王道”とされています。
たとえば、FXでドル円が1波で135円→137円に上昇し、押し目で136円に調整。ここから再び137円を突破した場面が、典型的な3波エントリーポイントです。
エントリーの精度を上げる3つの補助条件
第3波を狙う際には、次のような条件が重なると成功率が上がります。
- 高値・安値の切り上げ/切り下げが明確
- 押しや戻りがフィボナッチ38.2%〜61.8%のゾーン
- 出来高・MACD・RSIなどのトレンド再加速シグナル
特に押し目が38.2〜50%付近で反転した場合、3波に発展する可能性が高く、直近高値超えでのエントリーが有効になります。
全勝はあり得ない。だからこそ資金管理が命
どんなに優れた手法であっても、100%勝てるパターンは存在しません。第3波と見せかけてフェイクブレイクで終わるケースも当然あります。だからこそ、リスク1:リターン3を基準にするなど、損小利大の資金管理が極めて重要です。
実際、多くのプロトレーダーは「勝率よりもトータルの期待値」に重きを置き、損切りの精度を高めることで資産を増やしています。特に3波狙いは損切りポイントが明確(2波の安値・高値など)なため、資金管理と相性が良いのも特徴です。
過去チャートでの検証が勝率を高めるカギ
「この手法、本当に通用するのか?」と思った方は、過去チャートを徹底的に検証してみてください。通貨ペア、銘柄、時間足によって3波の形状や成功率は微妙に異なります。
たとえば、日経平均の1時間足であれば3波の勢いが長く続きやすく、逆にビットコインの5分足ではフェイクも多くなるため、検証と絞り込みによる優位性構築が大切です。
まとめ:エリオット3波狙いは時代を超える“鉄板手法”
押し戻りからの第3波を狙うトレードは、今なお第一線で通用する王道の手法です。特にトレンドが出ている相場では、再現性・利幅・損切りの明確さという3拍子が揃う場面です。
ただし、必ず負けが混じることを前提に、資金管理を徹底することが成功のカギです。手法を磨く以上に、リスクと向き合う姿勢が、100億円トレーダーたちに共通する“真の必殺技”かもしれません。

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