MetaTrader 5(MT5)を誤って削除してしまい、ログイン情報やサーバー名が分からなくなった――このような状況は、特に初心者や非公式な勧誘で始めた方によくあるトラブルの一つです。この記事では、MT5のアカウント復旧やサーバー情報の再確認方法をステップごとに解説します。
まず最初に確認すべきこと
MT5は取引所ではなく、FX業者(ブローカー)ごとの「取引プラットフォーム」です。つまり、アカウントやサーバー名は、契約した業者ごとに異なります。そのため、最初にどのブローカーを使っていたのかを確認することが最重要です。
メールアドレスやSMS、LINEの履歴を確認すると、ブローカーの名前や口座開設時の情報が見つかる場合があります。特に悪質な業者を通じて始めた場合、トラブルの可能性もあるため、慎重に確認しましょう。
サーバー名の確認方法と再設定
MT5を再インストールした後、ログイン時に「サーバー名」が必要になります。以下の手順で再確認できます。
- ① 契約していたFX業者の公式サイトにアクセス
- ② ログイン情報やメールに記載されている「サーバー名」を確認
- ③ MT5アプリで「新しい口座を開く」→「ブローカー名で検索」し、一覧から該当するサーバーを選択
もし該当業者が見つからない場合は、そのブローカーがMT5の正規業者でない可能性もあります。その場合は金融庁の登録業者リストなどもチェックしてください。
「翔星」などの業者名に心当たりがある場合
「翔星」など聞き慣れない名前の業者を使っていた場合、それがMT5上で利用できる正規のブローカーかどうかが重要です。多くの投資詐欺は、海外業者を装ってMT5を使わせる手法をとっています。
公式な金融庁登録がない業者であれば、MT5のインターフェースを通じていても取引は実体のないものだった可能性もあります。心当たりのある業者が「翔星FX」「ShoseiFX」などであれば、すぐに情報収集と注意喚起が必要です。
口座情報が不明な場合の対処方法
以下のようなアクションを取りましょう。
- ① メール履歴や添付ファイル、アプリのキャッシュからアカウント情報を探す
- ② 契約したと思われる業者のサポートに問い合わせる(詐欺でなければ応答があるはず)
- ③ 警察・消費者センターに相談(被害が疑われる場合)
仮に業者が音信不通だったり、ウェブサイトが消えている場合は詐欺の可能性が高くなります。被害額にかかわらず、早めの対応が肝心です。
信頼できる業者を選ぶ重要性
今後、MT5で再チャレンジする際には、金融庁登録済の国内業者を利用するのがベストです。GMOクリック証券、SBI FXトレード、外為どっとコムなど、大手が提供するMT5口座を使うことで、詐欺やデータ消失リスクを大幅に軽減できます。
また、ログイン情報やサーバー名は必ず紙に控えるか、パスワード管理アプリに記録しておきましょう。
まとめ:焦らず情報整理を。トラブル時は専門機関に相談を
MT5削除後にサーバー名が分からなくなった場合、まずは契約していた業者の特定と情報の洗い出しが重要です。もし業者が不明・不正であれば、消費者庁や警察への相談も視野に入れてください。
今後は信頼できるブローカーと、情報の管理を徹底することが再発防止のカギです。

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