株式投資を始めたばかりの方が、取引画面でよく目にする「前日比」や「評価損益」という用語。これらの意味や計算方法について、具体例を交えてわかりやすく解説します。
前日比とは？
「前日比」とは、株価が前日と比べてどれだけ変動したかを示す指標です。計算式は以下の通りです。
前日比（円） = 当日終値 - 前日終値例えば、前日の終値が1,000円で、当日の終値が1,020円の場合、前日比は+20円となります。パーセンテージで表すと、+2%となります。
評価損益とは？
「評価損益」とは、現在の株価と購入時の平均取得単価との差額をもとに、保有している株式の評価額がプラスかマイナスかを示すものです。計算式は以下の通りです。
評価損益（円） = （現在の株価 - 平均取得単価） × 保有株数例えば、平均取得単価が950円で、現在の株価が1,020円、保有株数が100株の場合、評価損益は+7,000円となります。
前日比と評価損益の違い
前日比は、株価の当日と前日の変動を示す指標であり、評価損益は、現在の株価と購入時の平均取得単価との差額をもとに、保有株式の評価額を示す指標です。前日比は短期的な株価の変動を把握するために、評価損益は長期的な投資の成果を把握するために活用されます。
まとめ
株式投資を行う上で、前日比や評価損益の意味や計算方法を理解することは非常に重要です。これらの指標を正しく把握することで、投資判断に役立てることができます。
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