Wise（旧TransferWise）で日本円からパキスタンルピーへ送金する方法と注意点

外国為替、FX

2025.06.29

国際送金をより低コストかつシンプルに行えるWise（旧TransferWise）は、複数通貨の残高管理や為替変換が可能な便利なサービスです。この記事では、日本円（JPY）の残高からパキスタンルピー（PKR）への送金を行う方法とその際の注意点について詳しく解説します。

Wiseのマルチカレンシー口座とは？

Wiseはマルチカレンシー口座（マルチ通貨口座）を提供しており、JPYを含む40以上の通貨で残高を保有することが可能です。ユーザーはその口座に直接日本円をチャージし、必要に応じて為替レートに基づいて他通貨に変換・送金ができます。

たとえば、70ドル相当のパキスタンルピーを送りたい場合でも、JPY口座に必要額を入金して変換・送金することができます。

結論として、JPYの残高に入金することで、PKRへの送金は可能です。Wiseは、送金プロセスの中でリアルタイム為替レートに基づき、JPYからPKRへの換算を自動的に行います。

手順は次のとおりです。

Wiseは中立的な為替レート（ミッドマーケットレート）を提供しており、非常に透明性の高い料金体系です。ただし、日本円からパキスタンルピーへの換算では、為替レートの変動や通貨制限により、少し時間がかかる場合もあります。

送金時には、画面上に表示される換算レートと手数料を必ず確認しましょう。

WiseでPKRを送金する際には、以下の点に注意が必要です。

これらの情報はWiseの送金画面で都度案内されるため、指示に従えば問題ありません。

Wiseのマルチカレンシー口座を活用すれば、タイミングを見て円からドルや他通貨に先に変換しておき、後から別通貨に送金することも可能です。これは為替が有利なときに変換しておくことで手数料を抑える戦略として有効です。

ただし、PKRなど一部の通貨はWise内で保持することができず、即時変換・送金となる場合がある点に注意が必要です。

Wiseでは、日本円を入金しておけば、パキスタンルピーへの送金も問題なく行えます。為替の変換は自動的に処理され、手数料も明確です。送金の際は、為替レートや手数料、相手先の受取情報を正しく入力することで、安全かつスピーディな送金が実現できます。

不安な方は、事前に少額をテスト送金してから本格的に利用することをおすすめします。

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