2021年に購入した旧NISA(一般NISA)での国内株の売却時期について疑問を持っている方は多いと思います。特に、NISAの上限期間である5年が経過した場合、株をどのタイミングで売却すればいいのかという点について、今回は具体的に解説します。
旧NISAでの株式売却時期について
旧NISAで購入した株を売却する際、基本的には売却日の決済が成立するタイミングが重要です。具体的には、証券取引所の営業日内に売却が成立すれば、売却が完了した日が基準となります。つまり、2021年に購入した株の売却期限を迎える前に、実際に売却が完了していれば、特定口座に移行されることなくNISA枠での取引が完了します。
たとえば、2021年に購入した株が2025年に5年を迎える場合、12月30日(火)の証券取引所営業日内に売却が成立していれば、特定口座に移行されることなくNISA枠内で完結します。
売却日と受渡日について
売却日と受渡日には違いがあります。売却日とは、株を売った日であり、受渡日とは売却した株の引き渡しが完了する日です。受渡日は通常、売却日から2営業日後(T+2)となりますが、売却が成立した時点で売買が完了したと見なされますので、NISA口座内での扱いは売却日を基準にします。
したがって、2025年12月30日に売却が成立すれば、その売却は2025年のNISA枠内で処理され、特定口座に移行されることはありません。
まとめ
旧NISAで購入した株の売却時期については、証券取引所の営業日内に売却が成立すれば、5年経過した時点でもNISA枠内で取引を完了することができます。したがって、12月30日(火)などの営業日内に売却を完了させることがポイントです。
こんにちは!利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。

コメント