ある日突然「100株持ってたはずのイオンモール株が65株に減ってる!」と驚いた方へ。実はこれは“消えた”のではなく、親会社イオンとの株式交換と株式分割による正当な変化です。今回はその仕組みと、今後の選択肢をわかりやすく解説します。
なぜ100株が65株になったのか?株式交換の仕組み
まず、イオンモールは2025年6月末に上場廃止となり、親会社のイオンが完全子会社化しました。これに伴い、イオンモール株1株 = イオン株0.65株の交換比率で自動的にイオン株に転換されました :contentReference[oaicite:0]{index=0}。
したがって「100株が65株になった」のは、単なる“持株数の変化”ではなく、“交換後の株数”です。
続いて行われた1株→3株の株式分割
さらに、イオンは2025年8月末を基準日として1株を3株に分割する株式分割を発表しました :contentReference[oaicite:1]{index=1}。
つまり、交換で65株になった人は、分割後に合計65×3=195株を保有することになります。
端株問題と対応方法
交換・分割で単元に満たない「端株」が発生する可能性がありますが、自動的に証券口座へ反映され、売却も可能です :contentReference[oaicite:2]{index=2}。
万が一売却できない場合は、「単元未満株の買取請求」や「買増し」によって単元株に揃えることもできます。
“消えた35株”はどこへ?価値はどうなるの?
「残りの35株はどこへ?」という疑問がありますが、これは株式交換時に公平な比率で交換された結果なので、35株分が消えたわけではなく、その分の価値はイオン株として置き換わっています。
株価が下がったように見えるのは、単に保有株数が減ったからで、評価額自体は交換の時点で同等となるのが通常です。
今後どうすればよい?選択肢を整理
- ➤ 今後もイオン株を保有したい→保持&分割反映後195株に。
- ➤ 株主優待や投資方針が変わるか気になる→証券会社やイオンの開示資料を確認。
- ➤ 現金化したい→単元未満株も含めて売却可能。
分割後の配当や優待制度も新たに設けられるため、持ち続けるメリット・タイミングを再検討するのが賢明です。
まとめ:驚かず、まずは仕組みを確認&判断を
・イオンモール100株は、まずイオン65株に交換され、その後株式分割で195株に増加
・“消えた35株”は評価されずに失う株ではなく、交換比率に応じて価値が調整されている
・今後は持ち続けるか売却するか、優待や投資目的に合わせて判断を
・端株が出た場合も対応可能なので不安な場合は証券会社へ相談を

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