2024年からスタートした新しいNISA制度では、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の二本立てとなり、多くの投資家がより積極的な運用を成長投資枠で始めています。特に成長投資枠では、個別株やETFに投資できるため、どの銘柄が買われているのか気になる方も多いでしょう。本記事では、個人投資家が実際に選んでいる人気銘柄や投資傾向を紹介します。
新NISA成長投資枠とは?簡単なおさらい
新NISAの成長投資枠では、年間240万円までの投資が非課税対象となり、対象は主に上場株式・ETF・REITなどです。従来の一般NISAに比べて、より長期的かつ柔軟な投資設計が可能です。
つみたて枠がインデックス型投信中心なのに対し、成長投資枠ではよりアクティブに「成長期待のある企業」に資金を投じることが想定されています。
実際に買われている人気の日本株トップ例
以下は、個人投資家に人気の高い日本株銘柄の例です。
- 三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306):高配当+メガバンクで長期保有向き
- 日本電産(6594):EVモーター関連で中長期成長期待
- 東京エレクトロン(8035):半導体製造装置で世界的シェアを誇る
- オリエンタルランド(4661):安定した人気と業績回復に注目
- 伊藤忠商事(8001):商社株ブームの中心、高配当・好財務
これらは高配当+成長の両立を目指す個人投資家によく選ばれている傾向があります。
米国株も人気:ETFで分散投資を選ぶ声も多数
成長枠でS&P500やNASDAQ100などの米国株ETFを購入するケースも増えています。特に次のETFが多くの支持を集めています。
- VOO(S&P500):米国の大型株に幅広く分散
- QQQ(NASDAQ100):ハイテク中心で成長性が高い
- VTI(米国全体):幅広いセクターに分散投資可能
ETFは1銘柄で数百社に分散できるため、リスク管理を意識する初心者にも好まれます。
投資家のリアルな声とエピソード
例1:20代会社員Aさん:「伊藤忠商事とVOOに毎月分散投資。配当と成長のバランスが取りやすいと感じています」
例2:30代主婦Bさん:「オリエンタルランドとNTTを新NISAで購入。日常でも馴染みがあり、長期保有に安心感がある銘柄を重視しています」
例3:40代自営業Cさん:「半導体に注目して東京エレクトロンとアメリカのSOX連動ETFを成長枠に入れました。テーマに集中投資しています」
成長投資枠で気をつけたいポイント
人気銘柄に集中投資するリスクや、短期的な株価下落に動揺しない「メンタルの安定」も、成長投資枠を活用するうえでは重要です。また、年間240万円という枠を一度に使い切らず、タイミングを分けて購入する「ドルコスト平均法」的な使い方も推奨されています。
加えて、非課税だからといって何でも買って良いわけではなく、基本的な銘柄分析やニュースの把握も欠かせません。
まとめ:成長投資枠は“攻めと守り”のバランスで運用を
新NISAの成長投資枠では、日本株・米国株ともに高配当や成長期待を軸に多様な投資が行われています。実際の投資家たちは、自分の生活スタイルや投資目的に合わせて銘柄選定をしており、「堅実な長期目線」と「テーマ性のある銘柄選び」の両立がポイントです。
これから始める人も、周囲の実例を参考にしながら、自分に合った投資スタイルを確立していきましょう。

こんにちは!利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。
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