マネックス証券で米国株を購入しようとした際、「入金は反映されているのに買付可能額がゼロ」という現象に戸惑う方は少なくありません。特に初心者の場合、「外貨振替」と「預かり金・MRF」の違いを理解していないことで操作ミスが起こることも。この記事では、米国株取引に必要な資金管理の仕組みと、買付可能額がゼロになる原因、その解決法までを詳しく解説します。
買付可能額がゼロになる主な理由
マネックス証券では、米国株を購入するためには「米ドル」が必要です。たとえ日本円で入金してあっても、外貨振替(円→ドル)を完了しない限り、買付余力には反映されません。
つまり、「預かり金・MRF」には資金が表示されていても、それは日本円の状態であり、米国株購入には使えないのです。
外貨振替が完了していない場合
最も多いケースは、外貨振替を行ったつもりでも手続きが途中で完了していないというものです。マネックス証券の外貨振替は通常即時反映されますが、平日15時以降の申請や祝日を挟む場合は翌営業日扱いになるため、すぐに反映されないことがあります。
外貨振替のステータスが「処理中」になっていないか、操作履歴を確認しましょう。
MRFに入っていると買付に使えない?
MRF(マネー・リザーブ・ファンド)は一時的な資金置き場ですが、そのままでは米国株の買付には使えません。一度、MRFから日本円として出金し、外貨振替を行う必要があります。
「MRFに残高があるのに買えない」という場合、まずはMRF→預かり金へ資金を戻す手続きを行いましょう。
実際に米国株が買える状態にする方法
次のステップを踏めば確実に買付可能額に反映されます。
- 1. ログイン後、「入出金・振替」→「外貨振替(円→米ドル)」へ進む
- 2. 「即時振替」を選択し、全額または任意額をドルへ変換
- 3. 振替完了後、「米国株取引画面」→「買付余力」に反映されるか確認
この操作が正しく行われていれば、買付可能額がゼロになることはありません。
注意点:反映までのタイムラグに要注意
外貨振替を行っても、即時に反映されるとは限りません。特に米国市場が休場の日や、15時以降の操作は翌営業日扱いになることがあります。
また、米ドルに振替後でも一度「外貨預かり金」口座に反映されるため、米国株取引画面での反映には再読み込みやログインし直しが必要になることもあります。
まとめ:買付可能額ゼロの時は「外貨振替」を再確認
マネックス証券で米国株を購入する際、「買付可能額がゼロ」という表示に驚くことがあるかもしれませんが、ほとんどは「外貨振替」が完了していないことが原因です。正しく手続きを行えばすぐに反映される仕組みなので、焦らずステップを確認しましょう。MRFや預かり金の仕組みを理解することが、円滑な取引への第一歩です。

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