仮想通貨の購入手段には「販売所」と「取引所」がありますが、両者の違いを理解しないまま利用している人も少なくありません。この記事では、すでにメルカリやコインチェックの販売所で仮想通貨を保有している人が、ビットバンクのような取引所へ移行するメリットと注意点を解説します。
販売所と取引所の違いとは?
販売所は、ユーザーが仮想通貨業者から直接仮想通貨を「買う」または「売る」形式であり、スプレッド(買値と売値の差)が広く設定されています。
取引所は、ユーザー同士が板を通じて売買を行う場で、手数料が安く、価格も市場価格に近くなる傾向があります。
販売所で買った仮想通貨を売却して取引所で買い直すメリット
メルカリやコインチェックで購入した仮想通貨を一旦売却し、ビットバンクの取引所で買い直すことにはいくつかのメリットがあります。
- 売買コストの削減:販売所のスプレッドよりも、取引所の手数料の方が圧倒的に安価。
- 価格の透明性:リアルタイムの板情報が確認できるため、納得感のある価格で売買が可能。
- 頻繁な売買をする場合の有利性:トレードを繰り返す人にとっては、コスト削減が利益に直結。
乗り換えの際の注意点
販売所から取引所へ乗り換えるには一度仮想通貨を売却し、再度買い直す必要があります。その過程でのリスクやコストも把握しておくことが大切です。
- 売却時の価格変動リスク:仮想通貨は価格変動が大きいため、売却〜再購入までに価格が急変する可能性があります。
- 売却益にかかる税金:売却益が出る場合、所得税の対象になる可能性があるため注意が必要です(雑所得として課税)。
- 手数料比較を事前に:一部の取引所では出金手数料や入金時の手数料が発生することも。
ビットバンクを取引所として選ぶ理由
ビットバンクは、日本国内の主要な仮想通貨取引所の中でも取引手数料の安さとセキュリティ水準の高さが評価されています。
また、販売所機能と取引所機能の両方を備えているため、初心者から中級者まで柔軟に使える点も魅力です。
中長期保有であれば無理に移す必要はない場合も
もし仮想通貨を長期で保有するだけで売買をほとんどしないのであれば、販売所で購入済みの通貨をそのまま持っておくのも選択肢です。
頻繁な取引でない限り、スプレッドの影響も限定的ですし、手続きの手間や税金リスクを避けるという意味では現状維持も合理的です。
まとめ:取引スタイルに応じて賢く取引所を活用しよう
・販売所で買った仮想通貨を取引所で買い直すのは、コスト面でメリットあり。
・ただし、価格変動リスクや税金リスクには注意が必要。
・長期保有なら無理に移さず、今後の購入分から取引所を活用するのもおすすめ。
・ビットバンクは日本円建ての板取引ができ、手数料も安く、多くのユーザーにとって使いやすい。
取引所を使うかどうかは、自分の投資スタイルと目的に合わせて見極めていきましょう。

こんにちは!利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。
コメント