楽天RSSを使ってPER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)からEPS(一株当たり利益)、BPS(一株当たり純資産)、ROE(自己資本利益率)を計算したい場合、正しい計算式を使用することが重要です。この記事では、質問にあった計算方法が正しいのかどうかを確認し、実際にどのように計算すべきかを解説します。
1. PERとEPSの関係
まず、PER(株価収益率)とEPS(一株当たり利益)の関係についてです。PERは、株価をEPSで割った値として定義されます。そのため、EPSを求めるためには、株価をPERで割る必要があります。計算式は次のようになります。
EPS = 株価 ÷ PER
2. PBRとBPSの関係
次に、PBR(株価純資産倍率)とBPS(一株当たり純資産)の関係についてです。PBRは株価をBPSで割った値です。したがって、BPSを求めるには、株価をPBRで割ることになります。計算式は次のようになります。
BPS = 株価 ÷ PBR
3. ROEの計算方法
ROE(自己資本利益率)は、企業の自己資本に対する利益の割合を示します。ROEを計算するには、一般的には次の式を使用します。
ROE = 純利益 ÷ 自己資本
質問の中で提案されている「PBR ÷ PER × 100 = ROE」という計算式は正しいものではありません。ROEを直接求めるためには、純利益と自己資本のデータが必要です。
4. 正しい計算方法のまとめ
質問にあった計算式を使うと、EPSとBPSは求めることができますが、ROEの計算式としては不正確です。ROEを求めるためには、純利益と自己資本のデータを基に計算する必要があります。
したがって、以下の正しい計算式を使用してください。
- EPS = 株価 ÷ PER
- BPS = 株価 ÷ PBR
- ROE = 純利益 ÷ 自己資本
5. 最後に
PERとPBRを使ったEPSとBPSの計算は正しく行えますが、ROEの計算には注意が必要です。ROEを計算するためには、純利益と自己資本のデータが不可欠であるため、これらの数値も合わせて把握しておくことが重要です。株式投資を行う際は、これらの指標をしっかり理解し、正確に計算することが投資判断をする上で役立ちます。

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