EUR/JPYでショートポジションを抱えて不安な時期かもしれませんが、過去から現在のテクニカルとファンダメンタルを踏まえることで、今後の展開を整理できます。
① 175円超えからの上昇継続シナリオ
2024年7月に記録した175円台の高値を再突破し、そのまま上昇していく可能性です。
投資家の強気見解では、「長期的にはユーロ高/円安のトレンドが継続中」と見る向きがあります。LiteFinance社の予想でも、今後数ヶ月〜1年で175円超〜180円台が予測されています :contentReference[oaicite:1]{index=1}。
② Wトップの形で反転下落シナリオ
今年7月の高値175円近辺で頭打ちとなり、Wトップ(ダブルトップ)を形成してから反転するシナリオです。
RSIやMACDなどオシレーター系が過熱感を示しており、テクニカル的に天井圏にある可能性を指摘する分析もあります :contentReference[oaicite:2]{index=2}。
③ 172〜173円で二番天井からの下落シナリオ
今年中旬に見られる172〜173円付近で二番底的な「戻り天井」を付け、その後下落に転じるパターンです。
経済サイトEconomies.comでは「現在172.30円でレジスタンスに抑えられており、下落への圧力が強い」として、171.40円までの戻しやその後の反落シナリオもありとしています :contentReference[oaicite:3]{index=3}。
◆ テクニカル指標とトレード戦術
- RSI, MACDなどは現在過熱を示唆 → 注意が必要
- 5本〜200本移動平均線がBUYシグナルを示しているため、上昇トレンド継続の可能性も高い :contentReference[oaicite:4]{index=4}
- 日足での節目は172.25〜172.30円/支持は170.78〜171円付近 :contentReference[oaicite:5]{index=5}
◆ シナリオ別の戦略整理
シナリオ | 現状 | 対応戦略 |
---|---|---|
① 175円超 | 長期上昇継続 | ロングへの転換、またはショート損切り |
② Wトップ | 天井圏でレンジ | ショート検討、目安は175円−下落確認後 |
③ 172〜173円天井 | 現状に近い | 172円台で戻り売り、短期的なショート有効 |
◆ ファンダメンタル要因もチェック
ユーロ⇔円の相場はECB・日銀の政策やリスク志向に敏感です。特にBOJが利上げに踏み切れなければ円安圧力継続が想定されます :contentReference[oaicite:6]{index=6}。
安全志向後退すると新興通貨主導の円売りも起こりやすく、これは①の展開を後押しします。
まとめ:現時点で優位なのはシナリオ③
テクニカルでは現在172〜173円での戻り天井+過熱感が目立ち、最も現実的なショート展開と言えそうです。
もちろん、175円超えによる上昇継続、あるいは天井でのWトップというケースも否定できず、市場動向の把握が重要です。
まずは日々のチャートで① resistance下抜け or support割れを見極め、次の方向感を見定めることをおすすめします。

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