SNSで送られてくる怪しい投資URLに注意!詐欺サイトの見分け方と安全な確認方法

資産運用、投資信託、NISA

近年、SNSを通じた投資詐欺が急増しています。特に「知り合い」や「友人」と称する人物から送られてくるURLが詐欺サイトであるケースが目立ちます。今回は、実際に送られてきたURL「tps://scharwables.com/」と正規の「tps://www.schwab.com/」の違いを例に、投資詐欺のリスクとその見分け方、安全な確認方法について詳しく解説します。

URLが似ているだけで騙される?タイポスクワッティングとは

詐欺サイトの多くは、正規サイトに似せたURLを使ってユーザーを騙します。これを「タイポスクワッティング」と呼びます。今回の例では「scharwables.com」は正規の「schwab.com」に非常に似ていますが、まったく関係のない第三者が運営している可能性が高いです。

このようなサイトでは、個人情報やクレジットカード情報を盗まれるリスクがあります。SNSやインスタ経由で届いた場合、特に注意が必要です。

正規の投資会社の確認方法

正規の投資会社であるかを確認するには、以下のポイントをチェックしましょう。

  • 公式サイトのURLがHTTPSで始まり、ドメイン名に不自然な文字列が含まれていない
  • 金融庁に登録されているか[参照]
  • 会社概要や所在地、電話番号、免許番号が明示されている

たとえば、「Charles Schwab(チャールズ・シュワブ)」はアメリカの大手金融機関で、公式サイトはhttps://www.schwab.com/です。URLに「ables」など不自然な文字が付くことはありません。

SNSで出会った相手からのURLは慎重に扱う

インスタやX(旧Twitter)で知り合った人からのURLは基本的に信用しないのが鉄則です。詐欺師は恋愛やビジネスを装い、信頼を得たうえで詐欺URLを送ってくる手口が多く報告されています。

特に投資関連では「高配当」「確実に儲かる」「海外大手投資会社」などをうたい、個人投資家を狙った悪質な手法が目立ちます。知らないURLはクリックせず、検索エンジンで正規の情報を確認することが大切です。

ドメイン名や見た目が本物でも油断は禁物

最近の詐欺サイトはデザインも巧妙です。ロゴや配色、文章まですべて本物に見えることがあります。しかし、下記の点で違いが見つかることがあります。

  • 日本語がおかしい
  • 「ログイン」「今すぐ登録」など誘導が強い
  • 問合せ先が曖昧
  • Whois情報が非公開

たとえ見た目が本物そっくりでも、URLをしっかり確認することが最優先です。

被害に遭ったかも?と思ったらすぐに対応を

万が一、不審なURLをクリックしてしまった場合は、以下の対応を行いましょう。

  • ウイルス対策ソフトでPCやスマホをスキャン
  • 不審なアカウントはブロック・通報
  • 金融庁や消費生活センターへ相談
  • 万が一入力してしまった場合は、すぐにカード会社・銀行に連絡

また、消費者庁のインターネット取引に関する注意喚起も参考になります。

まとめ:少しでも怪しいと感じたらクリックしない勇気を

SNSから届いた「似ているけど違うURL」は詐欺の可能性が非常に高いです。正規の投資サイトかどうかはURLや登録状況を必ず確認し、自衛意識を高めることが重要です。

「友人からだから大丈夫」は通用しない時代です。被害を防ぐためにも、不安があれば周囲や専門機関に相談し、安易にクリックしないよう心がけましょう。

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