新NISAを始めるならSBI証券と楽天証券のどちらが良い?徹底比較と選び方のポイント

資産運用、投資信託、NISA

2024年からスタートした新NISA制度により、投資初心者から経験者まで幅広く資産形成がしやすくなりました。ネット証券の中でも特に人気のあるSBI証券と楽天証券は、どちらを選べば良いのか迷う方も多いのではないでしょうか。本記事では、新NISAで両社を比較し、選ぶ際のポイントをわかりやすく解説します。

SBI証券と楽天証券の基本スペックを比較

項目 SBI証券 楽天証券
取扱銘柄数(投資信託) 約2,800本以上 約2,700本以上
米国株取扱数 約6,000銘柄 約5,000銘柄
新NISA口座対応 ◎(早期から対応) ◎(問題なく対応)
ポイント投資 Tポイント/Pontaポイント/dポイント 楽天ポイント
つみたて設定の柔軟性 毎日/毎週/毎月から選択可 毎月/毎週

どちらも優れた証券会社ですが、機能や対応範囲には微妙な違いがあります。

新NISAで選ぶべき基準①:投資信託の充実度

新NISAでは成長投資枠とつみたて投資枠の両方で投資信託を活用する方が多いため、取り扱い銘柄の豊富さとコストの低さがポイントです。

SBI証券は「eMAXIS Slim」シリーズや「SBI・Vシリーズ」など、信託報酬が極めて低い優良ファンドを多く取り扱っており、低コスト投資を重視する人には特に有利です。

新NISAで選ぶべき基準②:ポイント活用の違い

楽天証券の最大の魅力は、楽天ポイントがそのまま投資に使える点です。楽天市場で買い物をするユーザーにとっては、日々の生活で貯まるポイントを投資に回せる利便性があります。

一方、SBI証券ではTポイント、Pontaポイント、dポイントが選べるなど、ポイントの選択肢が多く、自分の生活圏に合ったポイント経済圏があれば活用しやすいです。

新NISAで選ぶべき基準③:使いやすさとアプリの差

楽天証券のスマホアプリ「iSPEED」はユーザーインターフェースがシンプルで、初心者でも直感的に操作しやすいと評判です。

SBI証券は機能が豊富でやや中級者向けの印象ですが、最近は「SBI証券アプリ」も改善が進み、株式・投資信託・NISAの一括管理がしやすくなっています。

新NISAに向いているのはどんな人?

  • 楽天証券がおすすめの人:
    ・楽天ポイントを日常的に使っている
    ・操作性重視でアプリを中心に投資したい
    ・楽天経済圏のメリットを活かしたい
  • SBI証券がおすすめの人:
    ・豊富な低コストファンドで長期投資を考えたい
    ・ポイントを柔軟に使い分けたい
    ・米国株やETFなど幅広く商品を選びたい

まとめ

SBI証券と楽天証券はどちらも新NISAにしっかり対応しており、「どちらが優れている」というよりも、自分の投資スタイルや生活環境に合ったほうを選ぶことが重要です。ファンドの品揃えやポイント連携、操作性の違いを理解し、後悔しないNISA口座選びをしていきましょう。

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