中国から帰国したあと、財布に残った人民元。日本円に両替したいけれど、どこで両替すれば一番お得か悩む方も多いのではないでしょうか。本記事では、中国人民元を日本円に両替する際に知っておきたい最適な手段を、レートや手数料の観点から徹底解説します。
最もレートが良いのはどこ?基本は現地か日本の銀行
人民元から日本円への両替は、中国国内の大手銀行(中国銀行、中国建設銀行など)であれば比較的有利なレートで交換できることが多いです。ただし、中国をすでに出国している場合は、日本国内での両替手段が現実的です。
日本国内では、以下のような場所で両替が可能です。
- 一部の都市銀行(三井住友、みずほ、三菱UFJなど)
- 空港内の両替所(GPA、Travelexなど)
- 金券ショップや外貨両替専門店(GPA Exchange、新生銀行店舗など)
空港の両替所は利便性は高いがレートはやや不利
成田や羽田など主要空港にある両替所は、出国・帰国時に手軽に利用できます。ただし、手数料が上乗せされた両替レートになるため、利便性を優先する場合は割り切りが必要です。
例えば、2025年6月時点での実例では、羽田空港内の両替所では1人民元あたり約18.2円と提示されている一方で、都内の金券ショップでは19.1円と、1円近く差が出ることもあります。
金券ショップや外貨両替専門店はレート重視なら有力
東京・大阪・福岡など大都市にある「金券ショップ」や「外貨両替専門店」では、銀行や空港よりも有利なレートで人民元を両替できるケースが多いです。レートは日々変動するため、事前に電話やWebで確認してから訪れると良いでしょう。
たとえば、秋葉原や新宿の大黒屋では、人民元の買取レートが空港両替所より最大5%以上良いこともあります。
ネット上の外貨買取サービスも検討価値あり
地方に住んでいる方や近くに両替所がない場合、ネットでの外貨買取サービスが便利です。GPA外貨両替などのサービスでは、郵送で人民元を送ることで日本円に両替できます。
注意点としては、対応通貨に制限がある場合や、一定額以下では手数料が割高になることもあるため、利用条件と最低買取額を必ず確認しましょう。
銀行での両替は安心だが対応が限られる
三菱UFJ銀行など一部の都市銀行では、人民元→円の両替が可能ですが、支店によっては取り扱っていない場合もあります。また、本人確認書類の提示や予約が必要なことも多いので、事前に確認することが重要です。
加えて、取り扱い額に制限がある場合や、硬貨が不可という制限もあるため、紙幣での持ち込みが基本となります。
まとめ:条件に合った場所でお得に人民元を両替しよう
人民元を日本円に両替する際には、「どこで」「いくら」「どの手段で」という点をしっかり見極めることが大切です。都市部に住んでいる方は金券ショップや外貨両替店、地方在住者はネット買取、安心を重視するなら銀行と、目的や利便性に応じて最適な選択肢を選びましょう。

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