楽天証券で積立NISAを始めたつもりでも、いざという時に「本当にNISA枠で買っているのか?」と不安になる方も少なくありません。とくにS&P500系のインデックスファンドは特定口座や一般口座でも購入できるため、誤って積立設定をしてしまった場合に気づきにくいことも。本記事では、楽天証券で自分が本当に積立NISAを利用しているのかを確認する方法や、間違えて設定してしまった場合の対処法まで詳しく解説します。
積立NISAを利用しているかの基本的な確認方法
楽天証券では、自分が積立NISAを利用しているかどうかは、ログイン後の「NISA・つみたてNISA」メニューから確認できます。以下の手順でチェックしてみましょう。
- 楽天証券にログイン
- 上部メニューの「NISA・つみたてNISA」タブをクリック
- 「買付可能額」「利用状況」「保有商品」などを確認
「つみたてNISA口座」として明記されている商品があれば、該当の銘柄は積立NISAとして購入されています。
積立設定の確認:どの口座区分で購入しているか?
積立設定を再確認したい場合は、「投信」→「積立設定一覧」から確認できます。そこでは各ファンドごとに「口座区分(つみたてNISA、特定、一般)」が明記されています。
例えば、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の積立設定が「特定口座」で設定されていた場合、それは積立NISAではないことを意味します。間違っていた場合は一旦設定を停止し、つみたてNISA枠に切り替える必要があります。
なぜ誤設定が起きるのか?よくある落とし穴
積立NISAの開始時に「口座開設は完了していても、積立設定時に口座区分を間違える」ケースがよくあります。特に、投信積立の設定画面で「特定」「一般」「NISA(つみたてNISA)」の選択があることに気づかず、デフォルトのまま進めてしまうことが多いです。
もうひとつの原因は「楽天証券にNISA口座を開設したと思っていたが、実際は他社にある」パターンです。この場合、楽天証券ではNISA枠の設定ができず、全て特定口座扱いとなります。
今から変更できる?積立設定の見直し方法
誤って特定口座で積立をしていた場合、次回以降からNISA枠に変更することは可能です。ただし、すでに買付された分をNISA枠へ振り替えることはできません。
変更手順は以下の通りです:
- 楽天証券の「投信」→「積立設定一覧」へ
- 対象ファンドの設定を「変更」
- 口座区分を「つみたてNISA」に選び直し
- 変更後の初回買付日を確認して完了
どんな画面で何を見れば安心できるか?
安心してNISAで積立できていることを確認するためには、「保有商品一覧」ページを活用しましょう。ログイン後、「保有商品」→「投資信託」から、各商品の「口座区分」が表示されます。
たとえば、以下のように表示されていればNISAで購入済みです。
ファンド名 | 口座区分 |
---|---|
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | つみたてNISA |
まとめ:定期的な確認で積立ミスを防ごう
楽天証券でS&P500ファンドを積立していても、それが必ずしも積立NISAで買われているとは限りません。定期的に「口座区分」や「積立設定」をチェックし、NISA枠の活用が正しくできているか確認することが大切です。
今回の記事を参考に、ご自身の設定を一度見直してみてください。もし間違いがあった場合は、速やかに積立停止と再設定を行いましょう。

こんにちは!利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。
コメント