「石田株式投資クラブ」プライマリー市場口座で返金されない理由と対処法を専門家が解説

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近年、LINEなどを通じて「プライマリー市場口座」で海外株やIPOへ参加できるといった誘いが増えていますが、出金できない事例は詐欺の典型でもあります。本記事ではその仕組みと対応策を整理します。

■ プライマリー市場口座とは?

プライマリー市場とは企業が新規株式を発行する市場のことです。一部の業者は「割安で買える」「個人口座でも投資家価格で参加可能」といった宣伝で勧誘しているケースがあります。

しかし本来、プライマリー市場の参加には大口・機関投資家向けの審査・条件があり、個人が口座を持てるものではありません。

■ 個人に開設可能とする仕組みとリスク

詐欺グループは実在する金融機関の名前や海外口座を偽り、「割安で買える口座がある」として個人を勧誘します。LINEグループやクローズドチャットなどで情報を流し、信頼感を演出する手口です。

入金後すぐには小額の出金に応じるため「本物っぽい」と思わせますが、最終的に本人確認や追加投資を要求し、出金不能になるケースが多数報告されています。

■ 出金できない理由は?

  • ▶ 契約書・利用条件が不透明で、一方的に出金を拒否できる条項が盛り込まれている
  • ▶ システム上は出金要求を受け取るが、金融機関が承認しない仕掛けがある
  • ▶ 違法資金の流入や口座凍結など「マネーロンダリング防止」を名目に出金を止めるケースが目立つ

■ 実際に報告された詐欺手口

Yahoo!知恵袋などでは、プライマリー市場と称する口座で日本人が大口投資できるよう勧誘され、入金後に出金不可となる典型的な詐欺被害が報告されています。

回答者は「中国系詐欺グループの手口で、実在する金融機関の偽装」だと注意を促しています。[参照]

■ 今すぐ取るべき3つの対処法

  1. 警察への相談#9110へ相談し、被害届や受け答えの記録を準備。
  2. 金融庁・消費者庁への相談詐欺事例として報告、注意喚起を拡散。
  3. LINE運営への通報グループが詐欺を目的とした活動をしていた旨を報告。

■ 返金までにかかる時間は?

詐欺案件の場合、返金は期待できません。そもそも返金の法的義務や仕組みが整っていないことが多く、権利を主張するなら法的対応になります。

場合によっては弁護士相談が必要となるケースもあり、早期対応が重要です。

■ まとめ

・「プライマリー市場口座」の持ちかけは詐欺の可能性大
・返金を希望するならすぐに警察・金融庁へ相談
・同様の被害を防ぐため、SNSやLINE上でも注意喚起を

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