株価ってどうやって決まるの?小学生にもわかるやさしい解説

株式

積立NISAや株式投資を始めると、株価の動きが気になってしまいますよね。「なぜ今日は上がったの?」「どうして昨日は下がったの?」という疑問は、投資初心者だけでなく、長年投資をしている人にも付きまとうものです。この記事では、小学生にもわかるように、株価がどうやって決まるのかをやさしく解説します。

株価は「買いたい人」と「売りたい人」のバランスで決まる

株価を決める基本の仕組みはとてもシンプルです。それは「欲しい人が多いと値段が上がる」「いらない人が多いと値段が下がる」というものです。これはスーパーでの買い物と同じで、人気の商品は値段が高くなり、売れない商品は値下げされますよね。

たとえば、A社の株を買いたい人がたくさんいると、みんな「私に売って!」と競い合って値段を上げます。逆に、みんなが「この株いらない」と売ろうとすると、値段を下げないと誰も買ってくれません。

実際の株取引は「注文のぶつかり合い」で値段が決まる

株価は、証券取引所で「買いたい金額」と「売りたい金額」がぶつかったときに決まります。これを板(いた)情報と言って、買いたい人の数と売りたい人の数が価格ごとに並んでいます。

たとえば、「1000円で買いたい」という注文と「1000円で売ってもいい」という注文がぶつかると、その瞬間に株価は「1000円」で決定されます。この繰り返しが、毎日株価を動かしているのです。

ニュースや出来事で人の気持ちが動くと株価も動く

「なんで今日この株が上がったの?」という疑問の答えは、たいていニュースや会社の出来事にあります。たとえば、その会社の業績が良かったという発表があると、みんな「これからもっと儲かる会社だ」と思って買いたくなります。すると株価は上がります。

逆に、「社長が辞めた」「不祥事があった」など悪いニュースが出ると、売りたい人が増えて株価は下がるのです。株価は『人の気持ち』にとても敏感に反応するということがわかりますね。

実例:任天堂の株価がどう動いたか

たとえば、2020年に『あつまれ どうぶつの森』が大ヒットしたとき、任天堂の株価はぐんぐん上がりました。「この会社のゲームがすごく売れてる!」と多くの投資家が注目したからです。

でもその後、新しいヒット作が出なかったり、売上が思ったほどではなかったりすると、期待が外れて株価は下がることもあります。株価は未来への期待で動くということも覚えておきたいポイントです。

まとめ:株価は「人気投票」で決まる

株価は、今この瞬間に買いたい人と売りたい人の気持ちによって決まります。ニュースや会社の発表、人々の予想や感情も株価を動かす大きな力になります。難しそうに見えるかもしれませんが、根っこは「みんながどう思っているか」というとても人間らしい仕組みなんです。

投資に慣れてくると、こうした人の気持ちの動きやニュースを読み取ることが楽しくなります。株価のしくみを知って、安心して投資を楽しみましょう!

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