楽天証券のFXにおけるIFD注文の新規・決済注文の仕組みと使い方

外国為替、FX

楽天証券でFX取引を行う際、IFD注文(イフ・ディー注文)を利用することがあります。IFD注文は新規注文と決済注文をセットで指定できる便利な注文方法ですが、初めて使う方にとってはその仕組みがわかりにくいこともあります。特に、「新規は売り注文で決済は買い注文になるのか?」といった疑問が生じやすいです。

IFD注文とは?

IFD注文は、1回の注文で「新規注文」と「決済注文」を同時に設定できる仕組みです。これにより、相場の動きに応じたタイミングで自動的に取引を完了させることができます。例えば、買いポジションを建てると同時に、指定した価格で決済する注文を設定できます。

楽天証券では、IFD注文を使うことで、売りまたは買いの新規ポジションと、それに対応する決済の注文を一度に出すことができ、効率的な取引が可能になります。

IFD注文の仕組みと新規・決済の関係

IFD注文では、新規注文と決済注文がセットになっています。一般的に、IFD注文を使う場合、新規注文と決済注文が逆の方向である必要があります。つまり、買いで新規注文を出した場合、その後に売りで決済する注文が出ます。

例えば、「新規注文は93円で買い注文、決済注文は87円で売り注文」と設定した場合、新規で買い注文が成立した時点で、設定した87円で自動的に売り注文が発生します。このように、IFD注文は「新規のポジションを作り、その後指定した条件で決済する」という流れで動作します。

実際の取引例

では、具体的な例で見てみましょう。

例えば、あなたが「93円で買い注文を出し、87円で売り注文を出す」IFD注文を出したとします。まず、93円での買い注文が成立すると、次に87円で自動的に売り注文がセットされます。もし価格が下がり、87円に到達した場合、売り注文が成立し、利益が確定します。

楽天証券のIFD注文の設定方法

楽天証券でIFD注文を出すためには、まず取引画面から「注文方法」を選択し、「IFD注文」を選ぶ必要があります。その後、買いまたは売りの新規注文を設定し、同時に決済注文の条件(価格)を設定します。

注文画面では、実際に新規注文と決済注文の価格を設定するため、必要な価格を入力するだけで、IFD注文を簡単に出すことができます。楽天証券の取引画面で直感的に操作できるため、初心者でも簡単に利用できるのが特徴です。

IFD注文を活用するメリットと注意点

IFD注文の最大のメリットは、取引を自動化できる点です。特に忙しい時間帯でも、事前に設定しておけば、相場の動きに合わせて自動的に取引が行われるため、時間に縛られずに取引を行えます。

ただし、注意すべき点としては、IFD注文の決済価格が達成されなかった場合、ポジションがそのまま残ることです。例えば、指定した87円まで価格が下がらなければ、売り注文は成立しません。この点をしっかりと理解し、リスク管理を行うことが重要です。

まとめ

楽天証券のIFD注文を利用することで、新規注文と決済注文を一度に設定でき、相場に応じた柔軟な取引が可能になります。新規注文は売り・買いの方向性に合わせて設定でき、その後の決済注文は逆方向で設定する必要があります。IFD注文をうまく活用すれば、効率的な取引が可能になりますが、リスク管理をしっかりと行うことが大切です。

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