「Wiseを使って海外の口座に送金したい。『国内送金』『IBAN』『SWIFT』のどれを選べばいいの?」という疑問を持つ方は多いです。この記事では、Wiseでの送金時に登場するそれぞれの仕組みと注意点を、わかりやすく整理します。
国内送金と国際送金(SWIFT)の違い
まず大前提として、“国内送金”とは送金先の銀行が同じ国・同じ国内支払いネットワーク内にある場合を指します。Wiseの説明によると、「国内決済用の口座情報を使えば、送金先と同国の口座を通じて手数料・為替を抑えられる」ケースがあります。([参照]Wiseヘルプ:国内・国際の仕組み)
一方、“国際送金”または“ワイヤートランスファー”では、いわゆるSociety for Worldwide Interbank Financial Telecommunication(SWIFT)ネットワークを通じて、複数の銀行や中継銀行を経由して送金が行われます。([参照]Wiseブログ:国際送金の特徴)
IBAN(国際口座番号)とは何か、いつ使うのか
International Bank Account Number(IBAN)は、主に欧州などで使われている国際口座番号の規格で、国コード・チェックディジット・銀行・支店・口座番号が含まれた構成になっています。([参照]Investopedia:IBANとSWIFTの比較)
IBANが必要となるのは、「送金先の国・銀行がIBAN制度を採用している」場合です。例えばユーロ圏や中東・カリブ地域の一部では、IBANが送金情報として必須です。逆に使われない国では別の形式が求められます。
SWIFTコードとは何か、そしてなぜ必要か
SWIFTコード(BICとも呼ばれます)は、国際送金時に「どの銀行・どの支店に送るか」を識別するための8~11文字のアルファベット・数字コードです。([参照]Wiseブログ:SWIFTコードの解説)
国際送金では、通常“送金先銀行を特定するSWIFTコード”+“口座番号またはIBAN”という組み合わせが必要になることが多いです。つまりSWIFTは銀行、IBANは口座という役割分担です。
Wiseを使う際に「国内送金でいいのか/IBAN・SWIFTが必要か」を判断するポイント
具体的にWiseで送金する際に、次のようなポイントで判断できます。
- 送金先の口座が「日本国内銀行口座」かどうか → 国内送金で完結する可能性あり。
- 送金先が「海外の銀行口座(外貨口座・現地通貨口座)」かどうか → 通常はIBANやSWIFTが関係。
- Wiseが受け手の国・通貨で「国内銀行口座用の口座情報を提供しているか」も確認必要。Wiseヘルプでは「国内用口座を持てる通貨/国では国内詳細を使って送金できる」例が挙げられています。([参照]Wiseヘルプ:受取詳細の説明)
実例として、あなたが日本から外貨口座(例えば米ドル口座)へ送金する場合、国内送金ではなく「国内 → 為替変換 → 海外口座」という流れとなるため、IBAN・SWIFTを使う国/通貨であればその仕組みに従う必要があります。
まとめ
結論として、Wiseで“国内送金を選べばいい”かどうかは「送金先が国内銀行口座かどうか」「Wiseが国内用アカウント詳細を提供しているかどうか」によります。海外送金で、IBAN・SWIFTが必要な国・通貨の場合には、その情報を正しく入力・選択することが必要です。送金手続きの前に、送金先の口座情報・通貨・Wiseの案内を確認し、誤りや手数料・時間の無駄を防ぎましょう。
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