自動売買(システムトレード)は、時間や知識のない投資家でも効率的にFX取引ができる手段として人気を集めています。特にSBI証券が提供するFX自動売買サービスは、大手の信頼性もあり注目度が高いです。本記事では、月利の目安や期待できるパフォーマンスの実態、選ぶ際のポイントについてわかりやすく解説します。
SBI証券のFX自動売買とは?
SBI証券では「トラリピ」などのリピート系注文に近い自動売買サービスを提供しており、基本的にはユーザーが設定したレンジや数量、利確幅などの条件に基づいてシステムが自動で売買を繰り返します。
この仕組みにより、相場の上下動を利益に変えることができ、長期的な資産形成を目指す運用スタイルに適しています。
月利の目安はどのくらいか?
月利の平均目安はおおよそ1〜5%前後と言われています。ただしこれは、過去の相場状況や設定の内容、通貨ペアによって大きく変動するため、確定的な数値ではありません。
たとえば、2023年のドル円が大きく変動した時期には、一部の設定で月利7%以上のパフォーマンスを記録したという報告もありますが、相場が停滞した期間には1%以下にとどまるケースもあります。
パフォーマンスを左右する主な要因
- 通貨ペアの選択:ボラティリティの高い通貨は収益機会も大きいがリスクも増す
- 設定レンジの広さ:価格変動に応じた注文の設置範囲で収益が変わる
- ロット数や利確幅:頻度と利益のバランスをどう取るかが重要
同じシステムを使っていても、設定次第で月利は大きく異なるため、パフォーマンスを把握する際は運用ログや成績報告を細かく確認しましょう。
実例:公開されている実績から見る参考月利
SBI証券の自動売買には、ユーザーが実際に設定して公開しているデータも一部存在します。例として、あるユーザーが「豪ドル/NZドル」で設定した場合、1年間の平均月利が約3.2%だったというレポートがあります。
また、複利運用によって年利ベースで見ると約40%に到達することもあり、月単位よりも長期視点で評価するのが望ましいです。
リスクと注意点:安定運用には余裕資金が不可欠
自動売買は便利ですが、相場急変やレンジ外の価格変動による含み損拡大のリスクもあります。証拠金維持率の管理や、ポジション量の調整を怠ると、強制ロスカットに至る可能性もあります。
そのため、最低でも投資資金の30%以上を余剰資金として残しておくことが推奨されます。また、設定変更や停止判断も定期的に見直すことが重要です。
まとめ:月利1〜5%は期待できるが、安定運用の工夫がカギ
SBI証券のFX自動売買は、正しく設定すれば月利1〜5%のリターンが期待できます。ただしそれは「安定した相場」と「慎重な運用」が前提であり、過度な期待は禁物です。
資産形成を目指すうえで、リスク分散と長期目線でのコツコツ運用を心がけることが、成果につながる大きなポイントです。

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