最近のニュースで「ビットコインが12万ドル(約1700万円)を突破」と報じられ、驚いた方も多いのではないでしょうか。この記事では、ビットコインとは何か、その価値がどう決まるのか、初心者にもわかりやすく解説していきます。
ビットコインとは何か?
ビットコイン(Bitcoin)は2009年に誕生した世界初の暗号資産(仮想通貨)で、中央銀行や政府の管理を受けずに、インターネット上でやり取りできるデジタル通貨です。ブロックチェーンという仕組みによって、取引記録が改ざんできない形で管理されています。
通貨であると同時に、株式のように投資対象としても注目されており、価格は需要と供給によって変動します。
なぜ1ビットコインの価格が高いのか
ビットコインは発行上限が2,100万枚と決まっており、これが希少価値を高めています。さらに、近年では機関投資家や企業も保有するようになり、需要が高まることで価格が上昇しています。
たとえばアメリカの上場企業マイクロストラテジー社やテスラ社は、数億ドル規模でビットコインを購入したと報道されています。このような「大口の買い手」の登場が、価格高騰の一因です。
1枚買わなければいけない?実は少額から買える
「1ビットコイン=1700万円」と聞くと、富裕層だけのものと思ってしまうかもしれませんが、ビットコインは0.0001BTCといった少額単位でも購入可能です。
たとえば、ビットフライヤーやコインチェックなどの国内取引所では、1,000円からでも購入できます。つまり、初心者や学生でも気軽に投資を始められる仕組みなのです。
価格の変動が激しいことには注意
ビットコインは「価格が急騰する可能性がある反面、暴落するリスクもある」投資商品です。たとえば2021年には700万円を超えたあと、半年で300万円台に下落したこともありました。
そのため、長期目線で保有するか、分散投資をするなど、リスク管理が重要になります。
なぜ今ビットコイン価格が上がっているのか
現在の価格上昇には、いくつかの要因があります。特に大きいのは、米国でのビットコインETFの承認や、半減期(約4年ごとにマイニング報酬が半分になる仕組み)による供給減の影響が挙げられます。
また、インフレ対策として「デジタルの金」としての役割を期待する声もあり、特にドルの価値が下がる場面ではビットコインが買われる傾向があります。
投資を始める前に知っておきたいポイント
- 信頼できる国内取引所を選ぶ
- 二段階認証などセキュリティを強化する
- 価格変動のリスクを理解したうえで無理のない金額で始める
- 税金(仮想通貨の利益は雑所得)にも注意する
投資として興味を持つのは良いことですが、安易に「儲かるから」と飛びつくのではなく、[参照:金融庁 仮想通貨に関する注意喚起]など公的な情報をもとに慎重に判断しましょう。
まとめ:ビットコインは誰でも参加できるが、知識と慎重さが必要
ビットコインはもはや一部のマニアだけのものではなく、世界中の人々が注目する資産クラスとなっています。1枚単位で買う必要はなく、少額から始められるのが魅力です。
ただし、高騰ニュースに踊らされることなく、仕組みを理解したうえでリスクと向き合う姿勢が、投資を成功させる第一歩です。

こんにちは!利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。
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