テクニカル指標の中でも人気の高いストキャスティクスオシレーターは、多くのトレーダーにとってエントリー・エグジットのタイミング判断に欠かせないツールです。この記事では、トレーディングビュー(TradingView)でS%Dを表示する方法と、タブレットでも使える無料のトレードアプリについて解説します。
ストキャスティクスオシレーターとは?
ストキャスティクスは、過去一定期間の高値・安値と終値の関係から買われすぎ・売られすぎを判断するモメンタム系指標です。主に「%K(ファストライン)」と「%D(スローライン)」の2本で構成されますが、「S%D」として呼ばれるのはさらにスムージング処理されたラインのことを指します。
トレーディングビューでは、この「%K」と「%D(S%Dとも表記)」を自由にカスタマイズ・表示することが可能です。以下で具体的な手順を紹介します。
TradingViewでS%Dを表示する方法
トレーディングビューにログイン後、以下の手順でストキャスティクスのS%Dを表示できます。
- チャート画面上部の「インジケーター」ボタンをクリック
- 検索欄に「Stochastic」と入力
- 「Stochastic RSI」や「Stochastic(内蔵)」を選択
- インジケーター設定画面で「%K」「%D」期間やスムージングを調整
特に「ストキャスティクス(Stochastic)」の内蔵指標は、S%Dをカスタマイズ可能で、「スムージング期間」などの項目を調整することで自分なりのライン設定が可能になります。
カスタムインジケーターを使いたい場合は、公開スクリプト(Pine Script)から「Full Stochastic Oscillator」などと検索して好みに合わせて追加もできます。
無料で使えるおすすめトレードアプリ(タブレット対応)
タブレットで使える高機能かつ無料のトレードソフトとして、以下のアプリがおすすめです。
- TradingView(アプリ版)
チャート機能・インジケーターの豊富さ・クラウド同期などPC版と遜色なく利用可能。Android/iOS両対応。 - MetaTrader 4(MT4)/MetaTrader 5(MT5)
CFD・FXトレードに定評。インジケーターの追加やカスタマイズ性に優れ、世界中のトレーダーに支持されています。 - Investing.com
経済ニュース、指標カレンダー、リアルタイムチャートも搭載。情報収集にも便利。 - Yahoo!ファイナンス
日本株メインで情報が欲しい人に最適。シンプルだが十分な機能。
すべて無料で基本的な機能が揃っており、初心者から中上級者まで幅広く対応しています。中でもトレーディングビューは、Pine Scriptによるインジケーター自作が可能な点でも人気です。
実際のカスタマイズ事例
たとえば、S%Dの期間を「14, 3, 3」に設定し、%Dをシグナルとしてクロスを判断材料にする方法が一般的です。これを応用して、%DとS%Dのダブルクロスを条件にアラート設定を追加することで、チャンスを逃さずエントリー可能です。
また、TradingView上ではオーバーレイ表示でSMAやEMAとのコンビネーションも簡単に実現できます。使いこなすことで相場の転換点をより精度高く掴むことが可能です。
まとめ:トレーディングビューはS%D表示にも対応し、多機能アプリも充実
ストキャスティクスのS%D表示はTradingViewで簡単に設定できます。タブレット向けにはTradingViewのアプリが最適で、他にもMT4やInvesting.comなど無料かつ高機能な選択肢が豊富に存在します。
インジケーターの理解を深め、環境に合ったアプリを使いこなすことで、スマートなトレードが可能になります。

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