新NISA口座の金融機関変更方法を解説!三菱UFJからSBI証券への乗り換え手順と注意点

資産運用、投資信託、NISA

「今使っているNISA口座を別の証券会社に移したい」と思うことは珍しくありません。たとえば三菱UFJ銀行で開設したNISA口座を、より使いやすいSBI証券などに乗り換えたいというケースは多くあります。本記事では、新NISAの金融機関変更手続きの流れや注意点をわかりやすく解説します。

金融機関の変更は可能?NISAは1年に1社だけ

NISA口座は税制上の優遇があるため、1年間に1つの金融機関でしか開設・利用できません。そのため、年の途中で別の証券会社に乗り換えたい場合は「金融機関変更」の手続きをする必要があります。

この手続きにより、翌年から別の金融機関でNISAを使えるようになります。ただし、年内にすでに取引を行っている場合は、原則としてその年の間は変更できず、翌年からの適用となります。

三菱UFJからSBI証券にNISAを移す具体的な手順

以下は、三菱UFJ銀行からSBI証券へNISA口座を変更する際の主な流れです。

  • ステップ1:三菱UFJ銀行に「非課税口座廃止届出書」の提出
  • ステップ2:廃止届出書を提出し、「非課税口座廃止通知書」を受け取る
  • ステップ3:SBI証券でNISA口座開設手続きを行い、その際に廃止通知書を添付

三菱UFJアプリから開設した方でも、廃止手続きは銀行窓口で行う必要があります。予約が必要な支店もあるため、電話で事前確認しておくと安心です。

電話・窓口での対応はできる?学生でも安心

「大学生で一人暮らし、親も投資に詳しくない…」という方でも心配はいりません。基本的にNISA口座の変更は本人が行えば問題ありません。銀行窓口では身分証と印鑑を持参すれば対応してもらえます。

また、時間が取れない方は、電話で廃止届出書の郵送を依頼することも可能です。三菱UFJ銀行の店舗やカスタマーセンターに問い合わせれば、必要書類を自宅に送ってもらえます。

SBI証券側での手続きの流れ

SBI証券ではNISA口座開設手続きをネットから簡単に進められます。口座未開設の場合は、まず証券総合口座を開設し、その後「NISA口座開設手続き」からスタートします。

その際、前の金融機関からもらった「非課税口座廃止通知書」をアップロードまたは郵送する必要があります。書類の到着と審査完了後にNISA口座が開設されます。

注意点:取引済みなら翌年からの適用に

もし現在のNISA口座(三菱UFJ)で年内にすでに買付を行っている場合、その年は他の証券会社でNISAを使うことはできません。変更は翌年以降から有効となります。

また、金融機関変更には1~2週間程度かかるため、余裕を持って手続きすることをおすすめします。特に年末近くは混雑しがちなので早めの対応が安心です。

まとめ:NISA口座の乗り換えは手間はあるが十分可能

三菱UFJからSBI証券などへのNISA口座の移動は、基本的な流れを押さえれば一人暮らしの学生でも問題なく手続きできます。窓口・電話・郵送を組み合わせながら、無理のない方法で進めていきましょう。

手続きを済ませておけば、SBI証券での利便性や商品ラインナップを活かした運用が可能になります。将来の資産形成に向けて、安心してステップを踏んでいきましょう。

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