FX取引を始めるにあたって、最初に直面するのが「どの取引ツールを使えばよいか」という問題です。その中で多くのトレーダーに支持されているのが「MT4(MetaTrader 4)」というプラットフォームです。本記事ではMT4の特徴や分かりやすさ、実際の使用感などを初心者目線で丁寧に解説します。
MT4とは?世界中で使われている人気の取引プラットフォーム
MT4はロシアのMetaQuotes社が開発したFX・CFD取引用の無料ソフトで、世界中のトレーダーに利用されているスタンダードツールです。テクニカル分析の豊富なインジケーターや自動売買(EA)、カスタム性の高さが魅力です。
日本でも多くのFX会社がMT4対応口座を提供しており、PC・スマホ問わず利用できます。
MT4の基本操作は難しい?初心者でも扱える理由
初めてMT4を開いた際は、やや情報量が多く感じるかもしれませんが、慣れれば直感的に操作できる設計となっています。チャートの切り替え、注文方法、インジケーターの挿入などはアイコンやメニューから簡単に行えます。
たとえば、通貨ペアを選んでチャート表示、ローソク足や平均足などの切り替えもワンクリックで可能です。デモ口座も利用できるため、実際の資金を使わずに操作に慣れることもできます。
MT4でできること:分析・自動売買・通知など多機能
MT4の最大の魅力はその機能の豊富さにあります。以下のようなことが可能です。
- 30種類以上のテクニカル指標(インジケーター)
- カスタムインジケーターの導入
- 自動売買(Expert Advisor、EA)の利用
- アラート通知機能
- 過去チャートの検証(バックテスト)
たとえば、移動平均線(MA)やRSI、MACDなどの王道インジケーターは標準搭載されており、組み合わせて戦略構築することができます。
実例:MT4を使ったシンプルなトレードの流れ
例えばドル円を取引したい場合、左側の気配値ウィンドウから「USD/JPY」を右クリックし、「チャート表示」を選択します。次にチャート上で右クリックして「注文」を選び、必要なロット数と損切・利確設定を入力するだけで注文が完了します。
このように、最初は戸惑っても数回操作すればすぐ慣れるのがMT4の特長です。
MT4が合わない人もいる?他ツールとの比較
一方で、MT4には国内FX会社独自の取引ツールと比べて「日本語サポートが限定的」「ニュース配信が少ない」などのデメリットもあります。スマホ版ではチャート分析がしづらいと感じる人もいるでしょう。
とはいえ、本格的なテクニカル分析やEAによる自動売買を行いたい人には圧倒的な自由度があります。
まとめ:MT4は学ぶ価値のあるプラットフォーム
MT4は最初こそやや複雑に見えるかもしれませんが、使いこなせば強力な武器になる取引ツールです。豊富な機能と自由度の高さから、初心者から上級者まで幅広い層に支持されています。
特に「しっかり分析したい」「自分の裁量で取引したい」「自動売買も試したい」と考える人にとって、MT4はまさに学ぶ価値のあるプラットフォームといえるでしょう。

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