楽天証券で新NISAを始めたいと考えている方にとって、「楽天カードを新しく作る必要はあるのか」「楽天銀行の口座開設はした方がよいのか」は非常に気になるポイントです。この記事では、楽天証券でのNISA運用をよりお得に、スムーズに始めるための基礎知識とおすすめの準備について解説します。
■ 楽天カードを持っているなら再発行は不要
すでに楽天カードを持っている方は、新しくカードを作る必要はありません。現在お持ちの楽天カードを使って、そのまま楽天証券で「楽天カード決済」を利用することができます。
楽天カード決済を利用すると、月額5万円までの投資信託購入に対して1%(楽天キャッシュ払いなら最大0.5%)の楽天ポイントが付与されるのが大きなメリットです。投資しながらポイントが貯まる仕組みは、長期積立を考えている方には非常に魅力的です。
■ 楽天銀行との連携でマネーブリッジを活用しよう
楽天銀行を開設し、楽天証券と連携することで「マネーブリッジ」というサービスが利用できるようになります。これは両口座間の資金移動を自動化できる仕組みで、楽天証券の口座に資金を移さずとも楽天銀行から直接投資ができるようになります。
さらにマネーブリッジを設定すると、楽天銀行の普通預金金利が通常の0.02%から最大0.10%(2025年7月時点)にアップするのも見逃せないポイントです。
■ ゆうちょ銀行からの引き落としは非推奨の理由
楽天証券では、ゆうちょ銀行からの自動引き落としも可能ですが、楽天ポイントの付与や連携機能といった特典は得られません。また、資金移動の手間や時間もかかるため、楽天銀行との組み合わせの方が利便性が高くなります。
NISA枠の無駄を防ぎ、着実に積立投資を継続するには、入金・決済手段のスムーズさが意外と重要なカギとなります。
■ 実際の流れ:NISAスタートに必要な手続き
- 楽天証券の口座開設(すでに完了済みでOK)
- 楽天カードの保有(再発行不要)
- 楽天銀行の口座開設(未開設なら推奨)
- 楽天キャッシュの設定(還元率を最大化したい場合)
- マネーブリッジ設定
このような準備を整えておくと、NISA制度の非課税メリットと楽天経済圏のポイント還元を同時に活用できます。
■ まとめ:楽天の資産形成ツールは連携活用がカギ
楽天証券でNISAを始める際、楽天カードをすでに持っているなら再発行は不要です。一方で、楽天銀行との連携をまだしていない場合は、マネーブリッジを活用することで手間とコストを抑えた運用が実現できます。
効率よく非課税枠を活かしながら、楽天ポイントを貯めて資産形成を進めていくには、「楽天経済圏」の連携強化が重要です。これを機に、ぜひ楽天銀行も活用してみてください。

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