しんきんS&P500インデックスファンドなどのインデックス投資信託では、基準価額の変動によって資産評価額が上下します。この記事では、購入価格と現在の基準価額をもとに利益を算出する方法と、それを手軽にチェックできるアプリやツールをご紹介します。
■ まずは利益計算の基本式をおさえよう
インデックスファンドの評価益は、次のような式で簡単に算出できます。
評価益（円）＝（現在の基準価額 ÷ 購入時の基準価額） × 購入金額 − 購入金額
今回のケース：
購入時：19330円
現在：19961円
投資金額：100万円
計算式に当てはめると、
(19961 ÷ 19330) × 1,000,000 − 1,000,000 ＝ 約32,665円の評価益
為替レートが変わっていない前提なら、為替差益・差損の影響はなく、純粋な基準価額の上昇分のみが反映されます。
■ 利益を数字で可視化できるアプリ・ツール3選
① マネーフォワード ME
証券口座を連携するだけで、保有ファンドの評価益や損益率を自動でグラフ化。推移も一目で分かるのが魅力。
② Yahoo!ファイナンス ポートフォリオ
購入価格と口数を手動入力すれば、現在の損益とパフォーマンスをリアルタイムで確認可能。
③ SBI証券・楽天証券などの証券アプリ
しんきんS&P500を取り扱っていない場合も、似た基準価額のインデックスファンドを登録し、パフォーマンスの目安に活用できます。
■ 評価益が出ている今、見直すべきこと
評価益が出ている局面では、「利益確定すべきか」「そのまま保有すべきか」といった判断に悩むこともあるでしょう。
長期投資が前提なら：今はあくまで通過点。積立を継続するのが基本戦略です。
短期目線なら：利益確定のタイミングや、リバランスによるリスク調整を検討してもよい時期かもしれません。
■ 評価損益の計算に便利なシミュレーターも
ウェブ上には、基準価額と購入金額を入力するだけで損益を算出してくれる無料の計算ツールも存在します。
操作も簡単で、スマホからでも使えるため、こまめなチェックに役立ちます。
■ まとめ：基準価額と購入価格の差で利益はシンプルに把握できる
しんきんS&P500インデックスのような投資信託の評価益は、基準価額と購入時の価格の差から明確に把握できます。今回の例では約3.2万円の利益が出ており、これは健全な資産形成の第一歩と言えるでしょう。
さらに、マネーフォワードや証券会社のアプリを活用すれば、日々のチェックもストレスなく続けられます。正確な数字とツールを味方に、長期的な資産管理を進めていきましょう。
こんにちは！利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。
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