短期トレードでは分足や日足ばかりに目が行きがちですが、実は2日足・3日足といった“複数日足”の高値・安値が重要なサポレジとして機能する場面は少なくありません。この記事では、2日足・3日足の高安を意識する理由や、実際のチャートでどのように使うかを解説していきます。
2日足・3日足とは?通常足との違いを知る
2日足は、2営業日分のローソク足を1本にまとめた足です。3日足も同様に、3営業日を1本として構成されます。
これらは日足よりも“ノイズを除いた中期的な圧力”を可視化できるのが特徴で、短期足よりも信頼度の高い節目として使われることがあります。
2日足・3日足の高値安値が意識される理由
・複数日間の値動きの頂点と底として市場参加者の記憶に残りやすい
・機関投資家やアルゴリズムが中期的ラインとして参照するケースがある
たとえば、3日間の下落後の安値が割れずに反発した場合、それは「短期的なトレンド転換の可能性がある節目」と判断できます。
実践例:どのように活用するか
・3日足の安値付近に指値買いを置き、明確に下抜けたら損切り
・2日足の高値を超えたら順張りエントリーのトリガーにする
このように、単なるラインとしてではなく、リスクリワードを計算したうえでの仕掛けや撤退ラインとして利用するのが効果的です。
マルチタイムフレーム分析と組み合わせる
2日足・3日足は、1時間足や4時間足のトレード戦略と相性が良く、チャートにラインとして表示させることで方向感の補助となります。
特に、3日足のレンジブレイク後に15分足などで押し目買い・戻り売りを狙うといった戦略は、実践的なトレーダーによく採用されています。
注意点:万能な指標ではない
・トレンドが強く出ているときは2日足・3日足の節目は機能しないこともある
・ローソク足の作成方法はMT4・TradingViewなど環境によって若干異なる
そのため、2〜3日足のラインを鵜呑みにせず、他のインジケーター(移動平均線、RSIなど)と合わせて総合的に判断する姿勢が重要です。
まとめ:2日足・3日足の高安は意識すべきか
結論として、2日足・3日足の高値安値はトレード戦略において十分活用価値のあるレベルです。特に短期売買やスキャルピング・デイトレの中で中期的な節目を見極めたいときに重宝します。
無視されやすい時間足ですが、実際にチャート上で引いてみると機能している場面も多く、一度試してみる価値は十分にあります。

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