楽天証券でETFを担保に証券担保ローンを使おうとすると、「NF 日経高配当50(1489)」が担保対象かどうか判断する必要があります。この記事では、担保対象のルールと確認方法、更に代替としておすすめの高配当ETFをご紹介します。
担保対象かどうかの確認方法
楽天証券と楽天銀行の証券担保ローンでは、国内上場株式・国内ETF・国内REITが担保対象となります。ただし以下の条件で対象外になることがあります。
- 単元未満株
- NISA口座保有株
- 信用取引代用銘柄・貸株設定中銘柄
- 東証外国株市場など特定市場上場ETF
- その他、不適格銘柄一覧に掲載される銘柄
したがって、「NF 日経高配当50(1489)」が通常の東証上場ETFであれば、理論上は担保対象ですが、NISA口座で保有しているか、不適格銘柄指定になっていないかを確認する必要があります。
担保設定ができない理由とチェック方法
もし画面上で「担保評価額が10万円未満」と出る場合、以下の理由が考えられます。
- ETFがNISA口座で保有されている
※NISA口座の銘柄は担保に設定できません。 - 購入してから受渡日(約定から2営業日後)がまだ到来していない
※受渡日前は担保設定不可。 - 1単元分に満たず担保評価額が10万円未満
そのためまず、受渡日を確認し、通常の課税口座で17万円以上の評価額があるかをご確認ください。
代替の高配当ETFのご提案
もし1489が条件に合わない場合、以下のような国内ETFで担保利用可能な高配当関連商品があります。
- TOPIX連動型上場投信(1306)
- MAXIS 高配当日本株(2558)
- iシェアーズ 米国高配当ETF(HDV:外国ETFは担保対象外)
国内ETFはすべて国内上場で担保対象です。配当重視のTOPIXコア10(1491)なども選択肢に入ります。
具体的なチェック手順
- 楽天証券ログイン後、受渡日が昨日以前か確認。
- 課税口座での保有確認。
- 証券担保ローン画面で「担保設定可能」の表示を確認(10万円以上)。
- 不適格銘柄一覧を確認。
もし「担保設定不可」と表示された場合、受渡日または口座区分が原因である可能性が高いです。
まとめ
ETF「NF 日経高配当50(1489)」は国内上場ETFとして担保対象となり得ますが、NISA口座保有・受渡日前・評価額不足などにより利用できないことがあります。代替としてTOPIX連動型や他の高配当国内ETFを活用する手があります。担保設定前には必ず課税口座確認・受渡日経過・不適格銘柄リストの参照をしましょう。

こんにちは!利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。
コメント