大和証券のオンライントレードをご利用中の方に対して、最近「追加認証設定の要請」に関するハガキが送付されているという報告が増えています。すでにメールアドレスや取引コードの登録を済ませている場合でも、追加の対応が必要になるケースがあります。本記事ではその背景と対応方法をわかりやすく解説します。
■大和証券の「ログイン追加認証」導入の背景
金融機関におけるオンラインサービスの利用増加に伴い、不正アクセスやフィッシング詐欺への対策が急務となっています。大和証券では、セキュリティ強化の一環として2023年頃からログイン時における追加認証(2段階認証)を順次導入しています。
この追加認証は、ログイン時に登録済みのメールアドレスなどにワンタイムパスワードを送信するなどの方式が採用され、なりすましログインの防止を目的としています。
■ハガキでの通知内容の意味
大和証券から届くハガキには、「オンライントレードにおけるログイン追加認証の設定について」や「セキュリティ向上のための設定変更のお願い」などと記載されている場合が多くあります。
すでにメールアドレスや取引コードを登録済みであっても、追加で設定する内容が存在する可能性があります。具体的には「ログイン時にSMSによる認証コード入力を求める」「生体認証アプリの導入」などが該当します。
■ログイン追加認証の設定手順
追加認証の設定は以下の手順で行います。
- 大和証券オンライントレードにログイン
- 「各種手続き」メニューから「セキュリティ設定」へ進む
- 「追加認証の設定」もしくは「ワンタイムパスワード設定」を選択
- SMS番号やメールアドレスを再確認し、登録
- テスト認証を行い設定完了
※スマートフォンアプリ「Daiwa Connect」を利用している方は、アプリ内から生体認証や通知認証設定を追加することも可能です。
■設定しない場合のリスクと制限
追加認証の設定が未完了のままだと、ログインできなくなるリスクや、オンライントレードにおける一部機能(振込・出金など)の利用制限がかかる場合があります。
また、セキュリティが甘い状態で利用を続けた場合、第三者による不正ログイン・資産流出のリスクも否定できません。少しでも不安を感じた場合は、サポート窓口に連絡を取るのが安心です。
■詐欺ハガキとの違いを見極めるポイント
今回のようなハガキが「本物か不安」という方も多いですが、以下の点をチェックすることで本物かどうかを判断できます。
- 発行元が「大和証券株式会社」となっているか
- 差出人住所や電話番号が公式サイト記載と一致しているか
- 個人情報(取引コードや口座番号)が一部伏せられているか
- QRコードやURLが「daiwa.jp」など公式ドメインか
不審な場合は、絶対にQRコードを読み込まず、公式サイトまたは電話で確認しましょう。
■まとめ:ハガキが届いたらまず公式ページをチェック
大和証券からの「ログイン追加認証設定の要請」は、セキュリティ強化の一環として順次導入されているものです。すでに登録済み情報があっても、新たに設定すべき項目がある可能性があるため、放置せず速やかに設定状況を確認しましょう。
設定が不安な場合やハガキの真偽に不安がある場合は、大和証券のカスタマーサポート(0120-108-874など)に問い合わせるのが安全です。

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