30代でNISAに1800万円を積み立てると、将来的には貯金しなくても良いといった内容の動画を夫から見せられたという質問がありました。このようなアドバイスに対して、実際の投資額と利益の関係についての誤解が生じているようです。この記事では、NISAの積立額と利益に関する正しい理解を深めていきます。
NISAとは?
まず、NISA(少額投資非課税制度)は、個人投資家が年間一定額までの投資で得た利益に対して非課税となる制度です。毎年、積立額に上限がありますが、その範囲内で投資を行うことで、株式や投資信託から得た利益に税金がかかりません。
投資額と利益の関係
NISAで投資する際、投資額と実際の利益は一概に結びつくわけではありません。例えば、夫が既に1000万円を投資しているとすれば、その投資から得た利益は運用状況により変動します。仮に利益が700万円だった場合、合計額は1700万円となりますが、この額はあくまで投資元本に対する運用益に過ぎません。
質問者が言及した1800万円は、単に積立額の目標です。つまり、元本として1800万円を積み立てる必要があるということです。しかし、利益が出ればその分だけ投資額は増加しますが、利益が含まれるからといって元本の積立額を減らすことはできません。
利益による積立額の変動
投資元本に利益が上乗せされることで、合計金額が増えることは確かですが、その利益の増減は市場環境や投資の種類によって大きく変動します。投資信託や株式市場は常に上下しているため、長期的な目線で利益を積み上げることが重要です。
積立額が目標に達するための計画
最終的に、目標額となる1800万円を積み立てるためには、一定の計画的な積立が必要です。利益によって金額が増えることを期待してしまうのは理解できますが、投資は計画的に行うことが重要です。定期的に積み立てを行い、その分の元本を増やすことが必要です。
まとめ
夫が言っているように、1000万円の投資額に利益がついて1700万円になった場合、目標額の1800万円にはあと100万円足りませんが、利益が増えていることは確かです。元本が1800万円に達するためには、利益を含まず、実際に積み立てるべき額が必要です。そのため、投資額が目標額に達するためには計画的に積立を続ける必要があります。
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