海外FX業者XMでゴールド(XAU/USD)を取引中、週末に市場が閉じた際に口座残高がマイナスになった場合、週明けの市場再開時にどのような影響があるのか気になる方も多いでしょう。XMのゼロカット制度とその適用条件について詳しく解説します。
XMのゼロカット制度とは
XMでは、急激な相場変動により口座残高がマイナスになった場合でも、追加の入金義務を負うことなく、残高を自動的に0にリセットする「ゼロカット制度」を採用しています。これにより、投資家は預け入れた資金以上の損失を被ることなく取引を行うことができます。
この制度は、すべての口座タイプ(スタンダード、マイクロ、XMウルトラロースタンダード、XMウルトラローマイクロ、シェアーズアカウント)に適用され、FX、貴金属、株価指数、商品、エネルギー、株式など、XMが提供するすべての商品に対応しています。
週末の市場閉鎖とマイナス残高の影響
週末に市場が閉じている間に、保有しているポジションの評価損益が変動し、口座残高がマイナスになることがあります。この場合、XMのゼロカット制度が適用されるかどうかは、以下の条件によって異なります。
まず、ゼロカット制度が適用されるためには、口座の有効証拠金(残高+クレジット±未決済ポジションの評価損益)がマイナスである必要があります。つまり、未決済のポジションがあり、その評価損益がプラスである場合、ゼロカットは適用されません。
ゼロカット制度の適用条件
ゼロカット制度が適用される主な条件は以下の通りです。
- 口座残高がマイナスであること
- 有効証拠金がマイナスであること
- 未決済のポジションがない、または評価損益がマイナスであること
これらの条件を満たす場合、XMは自動的に口座残高を0にリセットします。ただし、ゼロカットの適用は即時ではなく、数時間から1営業日程度かかることがあります。
週明けの市場再開時のシナリオ
週明けに市場が再開し、保有していたポジションが有利な方向に動いた場合、評価損益がプラスになり、有効証拠金がプラスになる可能性があります。この場合、ゼロカット制度は適用されず、口座残高はマイナスのままとなります。
一方、週明けに市場が不利な方向に動き、評価損益がさらにマイナスになる場合、有効証拠金がマイナスとなり、ゼロカット制度が適用されて口座残高が0にリセットされます。
ボーナス(クレジット)の取り扱い
XMでは、ボーナス(クレジット)が口座に残っている場合、まずボーナスが損失の補填に充てられます。ボーナスで損失を全てカバーできない場合、残りのマイナス残高に対してゼロカット制度が適用されます。
例えば、口座残高が-1,000ドルで、ボーナスが500ドルある場合、ボーナスで500ドル分の損失が補填され、残りの-500ドルに対してゼロカットが適用されて、最終的に口座残高は0になります。
まとめ
XMのゼロカット制度は、急激な相場変動による予期せぬ損失から投資家を保護するための仕組みです。ただし、週末の市場閉鎖時に口座残高がマイナスになった場合でも、未決済のポジションの評価損益やボーナスの有無によって、ゼロカットが適用されるかどうかが決まります。取引を行う際は、これらの条件を十分に理解し、リスク管理を徹底することが重要です。

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