SBI証券のデバイス認証と電話番号認証の違いとは?ログイントラブルの原因と解決策を徹底解説

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インターネット証券のセキュリティ強化が進む中で、SBI証券でも「デバイス認証」や「電話番号認証」など複数の本人確認手段が導入されています。しかし、認証方法の違いや併用によって混乱が生じるケースもあります。この記事では、デバイス認証と電話番号認証の違いや仕組み、トラブル時の対処法について詳しく解説します。

デバイス認証と電話番号認証の違いとは?

デバイス認証とは、SBI証券に登録したパソコンやスマートフォンなど特定の端末からのアクセスであることを確認する仕組みです。一度認証すれば、そのデバイスからのログイン時に追加の認証が不要となります。

一方、電話番号認証は、ログイン時に登録された携帯電話番号宛にSMS認証コードを送信し、それを入力して本人確認を行う方式です。こちらはログインのたびに本人確認が求められるため、セキュリティレベルはより高くなります。

なぜ電話番号認証が求められるようになったのか

2023年以降、SBI証券では不正ログインや不正出金対策の一環として電話番号認証の導入を本格化させています。特に第三者による不正アクセスを防ぐ目的で、一部ユーザーには強制的に電話番号認証の設定を促す通知が送られています。

つまり、デバイス認証を既に登録しているユーザーであっても、SBI側のセキュリティ方針により追加の電話番号認証が必須となるケースがあるのです。

電話番号認証を削除してデバイス認証だけに戻せるか?

基本的に、一度電話番号認証が有効化されると、それを解除してデバイス認証のみの状態に戻すことはできません。SBI証券のカスタマーサポートでも、「セキュリティ強化のための施策であるため、任意での解除は不可」と明言されています。

どうしても解除したい事情がある場合は、SBI証券の問い合わせ窓口に連絡し、個別に対応が可能かを相談することになります。ただし、多くの場合はセキュリティの観点から解除は認められないでしょう。

ログインできなくなった場合の対処法

電話番号認証後にログインできなくなった場合、次の対応を行いましょう。

  • SMSコードが届かない場合:携帯の受信設定を確認し、迷惑SMSフィルタなどでブロックされていないか確認
  • 認証済みなのにログインできない場合:キャッシュやCookieのクリア、ブラウザの変更などで改善する場合があります
  • それでも解決しない場合:SBI証券の「ログインできない方はこちら」ページからサポート依頼を送信

また、パスワードやユーザーIDの誤入力が原因となることも多いため、入力ミスがないか慎重に確認しましょう。

スマートフォンを使わないユーザーでも大丈夫?

パソコンからの利用がメインでスマートフォンを使用しない場合でも、電話番号認証はSMSを受け取るためだけに利用されるため、スマホでSBIサイトを操作する必要はありません。ガラケーや通話専用スマホでもSMSが受信できれば問題ありません。

ただし、SMSを受信できない環境の場合は、スマホ端末の契約内容や通信キャリアの設定を見直す必要があります。

まとめ:セキュリティ強化のための措置と柔軟な対応を

SBI証券における電話番号認証の導入は、不正アクセス防止を目的とした重要なセキュリティ対策です。既にデバイス認証を設定しているユーザーであっても、電話番号認証が追加で求められるケースがあることを理解しておく必要があります。

ログイントラブルが発生した際は、慌てずに認証コードの確認やサポートへの問い合わせを行うことが大切です。セキュリティと利便性のバランスを取りながら、安全な取引環境を維持していきましょう。

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