仮想通貨を個人ウォレットや他の取引所へ送金する際、気になるのが「ネットワーク送金手数料(出金手数料)」です。特にビットコインは取引量やブロックの混雑状況により手数料が変動するため、できるだけコストを抑えたいところ。本記事では、国内主要取引所のビットコイン送金手数料を比較し、手数料を安く抑えるポイントも併せて紹介します。
ビットコインの送金手数料とは?
ビットコインをアドレスに送金する際の手数料は、「ネットワーク手数料」としてマイナーに支払われるもので、各取引所ごとに一律料金で設定されているケースが多く見られます。
この手数料は、BTCの価格が高騰すると円換算での負担が大きくなるため、事前に取引所ごとの金額を確認することが非常に重要です。
主要取引所のビットコイン送金手数料比較(2025年最新版)
取引所名 | BTC送金手数料 | 備考 |
---|---|---|
SBI VCトレード | 無料 | 出金申請ごとに制限あり |
GMOコイン | 無料 | 申請タイミングによっては遅延あり |
bitFlyer | 0.0004 BTC | 約4,000円相当(BTC=1,000万円換算) |
コインチェック | 0.0005 BTC | やや高め |
bitbank | 0.0006 BTC | 最低出金額0.001 BTC以上 |
DMM Bitcoin | 0.0002 BTC | 比較的安価 |
SBI VCトレードとGMOコインは、ネットワーク手数料が無料であり、頻繁に送金するユーザーには非常に有利です。
手数料を抑えるための工夫
取引所選び以外にも、以下のような方法で送金コストを抑えることができます。
- まとめて送金する:少額を何度も送るより、まとめて一度に送った方がトータル手数料は安く済みます。
- ネットワークの混雑時間を避ける:ブロックチェーンの混雑が少ない時間帯(日本の深夜〜早朝)に送金すると、処理が早く、失敗リスクも軽減。
- 代替ネットワークの検討:BTCよりも手数料が安いLightning NetworkやUSDT(TRC-20など)など、他のトークンを一時的に使うことで送金コストを下げる方法もあります。
送金時の注意点:誤送金・遅延に気をつけよう
ネットワーク手数料を抑えることも大切ですが、アドレスの間違いやネットワークの指定ミスは資金が戻らない重大なリスクになります。
特に、ERC-20やTRC-20、BTCメインネットなど、異なるネットワーク間での送金には注意が必要です。必ず送金先が対応しているネットワークであることを確認し、テスト送金を行うのも良い習慣です。
まとめ
ビットコインの送金手数料は取引所ごとに大きく異なり、SBI VCトレードやGMOコインなどでは無料で送金できるメリットがあります。取引頻度が高い人や、頻繁にウォレットへ移動させる人にとっては、送金コストの積み重ねが大きな差になります。送金コストだけでなく、セキュリティや送金速度も含めて、バランスの良い取引所選びを心がけましょう。

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